学校施設利活用検討委員会が開かれました。
こんばんは、佐々木です。
私の家は大井川のそばにあり、家の前には立派な楢の木が二本あります。
大井川の流れ、川で休む鳥、大雨に濁って増水して川幅が広がり、落ち着いた後に流れが変わる川。
流木を拾って薪にしたり、赤い石を探したり。
新緑から紅葉を経て落葉する季節の移ろい、どんぐりを拾ったり、落ち葉のプールをつくって飛び込んだり、小さいながら木登りにも挑戦したり。
朝の光、夕焼け、そしてきらめく星、月。
縁あって美しい場所に住めていることに、日々心から感謝の念が絶えません。
子どもたちも河原や川でのびのび遊び、まさに川育ち。
河原のごつごつの中を転びながらよろけながら歩き、足腰やバランス感覚もナチュラルに鍛えられます。
川に石を投げるのもだいすき。
きっと大きくなっても心の源流はこの風景にあることでしょう。
私は福島県出身で、育った町が今でも大好きです。
小さい頃は自転車で町を探検しました。
駄菓子屋やプラモ屋を目指して、どこまでも行きました。
そんな思い出が、町への感謝に繋がっている実感があります。
思い出に裏付けされる『愛着』こそが、郷土愛に繋がるのではないかと思います
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思い出に、年齢は関係ありません。
その年齢によって、色々な思い出を作っていけます。
暮らしの中に、日常に、いつのまにか思い出がいっぱいあるような町はきっと素敵だと思います。
私が事業を通じて、そして議員として目指したいのはそんな『愛着』に溢れる町です。
さて、本題です。
学校施設利活用検討委員会が開かれました。
>学校施設利活用検討委員会とはなにか。
来年度からの学校再編に伴って、南部小学校、中川根第一小学校、本川根中学校が閉校となります。
その3校と、17年前に閉校した奥泉の北小学校の跡地、合わせて4施設の今後の利活用方法(解体等も含む)について検討する委員会です。
構成する委員は、各地域の方々が9名と町議会議員が2名、それと静岡銀行と島田掛川信用金庫の地域創生部門の方、全部で13名で、行政の担当は総務課です。
構成する委員の経歴や年齢も様々で、出てくる意見、そして捉え方が一様でなく、具体から抽象の幅広いレイヤーに渡っての議論が行われることが期待できると感じました。
(委員の氏名についてはここでは書きませんが、議員からは澤西省司議員と私です。)
>委員会の第1回内容は。
第1回は2/24の15時から開かれました。
内容は、まず委員の顔合わせと自己紹介、委員長と副委員長の選出、それから施設の概要(築年数、立地、大きさ、耐震等)の説明を受け、それに関する委員からの質問を担当課が答えるという内容でした。
まだ、具体的な施設の利活用のアイデア出しや議論は始まっていません。
>今後の委員会の開催回数と目指すゴールは。
今後はあと2年で8回の委員会の開催が計画されています。
その中で目指すゴールは、各施設の利活用方法を多角的に考え、議論し、行政に提示することです。
ただ、この間の説明では、この委員会の意見は"答申ではない"とのことなので、そこは少し気になります。
>まとめ。個人的に思うこと。
冒頭に書いた通り、私は思い出に裏付けされた『愛着』が溢れる町づくりをしていきたいと思っています。
この「学校施設利活用委員会」は、今後の町の雰囲気を作っていくのに大変重要な委員会だと思っていますし、だからこそ委員に立候補させてもらいました。
対象の学校施設の立地や環境は素晴らしく、活かしようによっては町に本当によい作用があるでしょう。
まずは実現可能性度外視で、できるだけわくわくする熱く楽しい想像をし、それを実現するにはどうしたらいいのか、という具体的な検証や調整、作戦会議を重ね、現実的なところに落とし込めればと思っています。もちろん、わくわくは失わず。これ大切。
形になるのは数年先かとは思いますが、私の議員活動の信条である『熱く、楽しく、リアルに』を忘れず、積極的に取り組んでいきたいと思います。
次回の学校施設利活用検討委員会は5月下旬か6月上旬に開催予定です。
そのときにまたお知らせしますね。
今後も議会に関わることを、できるだけ客観的にわかりやすくお伝えしていきたいと思っています。(月曜日定期更新)
お読みいただき、どうもありがとうございました!
熱く、楽しく、リアルに。
川根本町議会議員 佐々木直也
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