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ネギ玉牛丼現象
大好きだったものに、魅力を感じなくなってしまった。
そんな経験はありませんか?
子どもの頃好きだったおもちゃ。
毎日チェックしていたアーティストの呟き。
いつも買っていたアイス。
ふと、久し振りに見てみたり、食べてみたりした時に、感じる違和感。
「あれ、こんなものだったっけ」
僕にとっては吉野家のネギ玉牛丼がそうです。
前ほど美味しく感じない。わざわざ食べたいとは思わなくなった。
以前よりも自然食やオーガニックな生活をしようと心がけているので、吉野家を食べなくなることは自分にとっては進歩。だけど、なんだか心淋しく感じてしまう。吉野家の味が変わったというよりは、僕が変わってしまったんだと思う。きっと、僕の体はネギ玉牛丼をもう必要としてないってことかな。
自分の体は自分の食べたものでできている。
自分の心は周囲の環境でできている。
体も心も必要なものを心地よく、あるいは美味しく感じるし、不要なものは欲しないようになっているはず。だから、好きだったものが好きじゃなくなる時、それは自分が次のステージに移ったことを表していると思うんです。
ちょっと寂しく感じるけど、好きなものが、これまでの自分を作ってくれたことに感謝して、お別れを告げよう。
さようなら、吉野家のネギ玉牛丼。
なおき
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