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人の目をまっすぐ見れなくなったことに気づいた時

こんにちは。なおきです。

人と目があった時ってなんだかドキッとしますよね。世界一受けたい授業で聞いた話によると、ナントカという物質が脳内で分泌されて幸福感を感じるようにできているそうです。人を幸せにするのはお金か手間がかかるものですが、目を見るだけで相手に幸福感を与えられるなんて、なんかおトクですね。

コミュニケーションが得意でない僕は、人の目を見て話をするのが苦手です。昔に比べれば練習してできるようになった気はしています。目ではなく、眉間とか、鼻を見るようにして、会話をしています。初対面や仕事で会う人はそれでいいのですが、家族や友だちと話す時はできたら目を見たいなと思うんです。

でも、最近家族の目を見ることができなかった。さゆりさんの目も真っ直ぐ見れなくて、すぐ目を逸らしてしまう。今日、それにようやく気づくことができました。

でも、一体なんでなんだろう。

目を逸らした時の感情を思い出してみる。なにか後ろめたい。自分を見透かされているような感覚がある。素の自分をさらけ出したくない。相手が自分を非難しているように感じる。相手が怒っている、いらいらしているように感じる。

目を真っ直ぐに見ることができる時は、自分に自信がある。相手を理解できている気がする。自分をさらけ出すことができる。相手が微笑んでいると感じる。

僕にこの変化が起きた理由はよくわからないけれど、頭で理解していなくても、変化は体に表れているみたい。

ポジティブな思考だけで生きていくのがけっこう難しくて、じわじわとネガティブなことばかり考えている時がある。そんな時、自分の周りで起こる出来事がみんなつらく感じてしまう。自分の体が鏡に映って、ああ太っていると嘆くように、自分の内面が世界に映って、ああ苦しいと思う。でも、世界は鏡のようにわかりやすくないから、外の世界が自分をいじめていると感じがち。本当は、自分の内面が映っているだけなのに。

頭では周りの出来事が自分の内面を映しているとは気づきにくいけど、どこかしら体の反応に出ていることがあるみたいだ。今回は、人の目を真っ直ぐ見れないこと。自分が自分を非難しているから、人が自分を非難しているように感じるんだね。だから、目を逸らしてしまう。目を逸らしたのは自分。苦しんでいるのも自分。気づかないと、いつまでも続いてしまう。

次はなにに気づけるかな。

なおき

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なおたび
読んでくださって、本当にありがとうございました。