私の人生を彩る音楽 [ENDS]
Photo by Kelly Ishmael from StockSnap
久し振りにウォークマンからBluetoothスピーカーで音楽を聴いている。
何故か急に米津玄師の「Lemon」になったけれど(操作したのは私)
この曲は歌詞をじっくりと耳から心に染み込ませながら聴くのが良いな。
とか言いながら、最近の音楽についていくのが必死です。
気付いたら音楽番組に出ている人達の半分も知らなかったりします。BBAです。
ENDSとは
この記事をご覧の方で、ご存知の方がいらっしゃるのか物凄く不安になるいちファンです。
元「SOFT BALLET(ソフトバレエ)」というテクノユニット?バンド?のヴォーカリストの遠藤遼一が、ソフトバレエ解散により立ち上げたソロのバンド名が「ENDS(エンズ)」と言います。一時期「THE ENDS」だったり小文字の「ends」だったりと色々ありましたが、エンズで良いかと。でも検索してもなかなか出ない。だって普通に英文に出てくるから。
重低音ヴォーカルも魅力だけれど
最近の男性ヴォーカリストはキーが高い人が多いですよね。最近有名な人の中で地を這うような低音ヴォーカリストは居るのだろうか…?
この方、物凄く低音です。喋る声もそうだし、歌声もとても低くて伸びる、素晴らしい歌声をお持ちの方です。後から知ったのですが、彼のお父様はオペラ歌手だったとか。しかもお父様に歌声がそっくりだとか。
私はソフトバレエから好きになり、ソロになったからそのまま聴いてたのですが、ソフトバレエがテクノだったので、エンズは全くの畑違い。当時ソフトバレエのファンの方の中でも、エンズの音楽を受け止められない人もいらっしゃったかと思います。それぐらいジャンルの違う音楽を始めたのです。
本文何処行った
紹介が長くなってしまうのもしょうがない。もう何年、表立った活動をしていないのか?むしろ彼の直近の仕事ってCDリリースよりもCFのナレーションとかなんじゃないか?!と思ってしまう…。
その重低音ヴォイスを活かしたCFのナレーションを多々やっておりました。
Xperia、マクドナルド、コカコーラ、車のCFはいくつか見たなー…と思ったら、まとめてくださっている動画を見つけました。
(車の運転免許を持っていないので「V6(ブイロク)」を「ブイシックス」と読んだのは忘れられないエピソード)
脱線した
結局何が言いたいのかというと、私はENDSの楽曲が好きだ。
久し振りに聴いてもやはり良い声と良い音で「やっぱり好きだなぁ」と。そして歌詞も好き。何度も何度もライブハウスに足を運んだ、高校生の頃。
周りは気にしないで、自由に楽しんで
(※ライブ中はもっと激しい言葉遣いです)ライブ会場だけではない、生きている中での「自由」を教えてくれた人でもある。
シャララ
ENDSで代表的な曲と言えば多分「すべてに等しく吹きつける風のように」
と思うのだけれど、私は「シャララ」という曲が好き。
ENDSのライブの直近(と言っても数十年前)はアンプラグドが多かったのだけれど、それがDVD化した時に見た「シャララ」では、ヴォーカリスト遠藤遼一が涙を流しながら歌っている。
当時のインタビューで言っていたのは
「シャララ」は挨拶のような言葉。「さようなら」の代わりみたいなもの。
みたいな感じ(曖昧)で言っていた。確か当時だったか、オペラ歌手である実の父が亡くなった事で書いた曲だったそうな。
生まれ変わったら また会おう 野に花の咲く 懐かしい大地で
別れの言葉も 何もなく そっと抱きしめたら あなたに囁やこう
冒頭の歌詞。とても言葉少なく、囁く言葉は「シャララ」。
そしてあなたを思う日も きっとまたあるだろう ただ出会って 微笑む夏の雨の中で
状況やら心情やらがダラダラ続かない歌詞が好きだ。いかに少ない言葉で音楽と言葉が織りなす情景をフルカラーで脳内再生出来るか、それが私の中での「好きな音楽」なんだと思う。今書いてて気付いた。
この曲はリリースされた時から好きで、まだまだ若かった私は人との別れをさほど経験していなかったので、歌詞の内容も今のように理解はしていなかった。
数年経ってから曲の生い立ちを知り、DVDでこの曲を歌う彼が泣いていた意味が理解出来たのは、本当にごく最近の事だった(と言っても十数年前)
そして改めて好きな曲になった。
白い花 赤い花 きれいだね 旅立とう こんな日は
音も歌詞も何の前触れも無く終わる。それも好きだ。
生まれ変わってまた、あなたに会いたいと。そして最後には会いに行く為に旅立つ。
ちょっと気になった方がいらっしゃいましたら、是非You Tubeで検索してみてください。「遠藤遼一」で検索された方が出やすいのかな?やっぱり「ENDS」だとなかなか出ないんじゃないかと…。
あと、残念ながら現在活動停止中?再始動が無さそうなんだけれども、既に隠居生活ですかい?ってな人なので、Wikiで検索しても大した情報が無くてファンとしてちょっと寂しいです。
もっと書きたい事があるんだけれど
途中で猫に「かまえ!あそべ!ごはん!」と鳴き叫ばれましたので、集中力が途切れ、書きたかった言葉達が…両手で掬った水が、指の隙間から溢れるように自然と落ちていきました。(要は忘れた)
良い言葉が思い浮かばないなーっていつも思うんですが、良い音楽って聴いて貰わないと結局は伝わらないんですよ。素晴らしい絵画だって、言葉で説明するのは限界があるでしょう?それと同じですよね。「○○だから素晴らしい!」って言っても感性は人それぞれであって。
だから、推すつもりは微塵も無いんです。私が好きな音楽ってこんなのなんですよ、って書きたかっただけです。
好きなアーティストが沢山居るので、多分シリーズ化します。多分。
雨の土曜日、猫と二人の家で久し振りにゆっくり音楽を聴けたから書けた記事でもあります。
また時間と心に余裕が出来たら、他にも好きな楽曲を紹介したいと思います。
こんな奴にでも小銭を投げつけていただければ幸いです。 頂いたお金は全て愛猫のご飯代、トイレの砂代になります。何卒宜しくお願い致します。