制作日誌(四季と七景)その1
ではでは。一般小説の制作ノートをはじめてみたいと思います。
普段、小説を執筆していない方や趣味で小説を書いている方に、相田さんが普段、どのようにして小説を執筆しているのか。その作法……などと呼べるような、大層なものでは決してありませんが、覗き見をしてみて、参考にしてみて下さいませ。
シリーズタイトルですが……『四季と七景』にしました。
島の風景と季節を描く、をテーマにしよう、ということで、色々と考えた末、このタイトルにしました。
七景は……風光明媚やら山紫水明やら水天一碧やら、四季の言葉を検索していて、閃いた言葉です。数字で言うと、七よりも九が好きなのですが、九景だとちょっと、締まらないかな、と思って。色々な風景、ならば十景としたほうがいいのかもしれないのですが、語感から決めました。七編で終わり、という意味ではありません。家族八景っぽくて、いいでしょ?
野球小説のほうは……「27th Counts OUTS!」です。ま、野球小説のほうが別の機会に譲ります。
では、四季と七景に話を戻します。
こちらは(……いや、こちらも、かな?)、事前にコメントしたように、オムニバス形式で執筆するつもりでおります。
……飛鳥井千砂さんの小説に『君は素知らぬ顔で』(祥伝社文庫)というのがあるのですが、各短編の登場人物が、知り合いではないのですが、すれ違ったりするシーンがあるのですが、こんな風に短編を組み立てられたら、と思っております。
相田さんのコメントでも以前、『イベント小説の執筆について』で、そこらへんのところをちょろっと語ったことがあるのですが……これを書いた時は、あくまでも支援サイトで執筆しているエロ小説について、だったのですが、一般小説にも当てはめることができるな、と思っております。
実は、相田さんは官能小説用に舞台設定を考えていて、これまで執筆してきた小説はその町なり店、施設などで展開させていたのですが、一般小説もそちらの設定を流用させてもらおうかな、と考えております。
つっても、一般小説のほうは官能小説を舞台にしていた地域から遠く離れた孤島で、まったく接点はないのですけど。
町や場所の名前も考えていないので、ゼロからまた、命名しないといけませんね。
登場人物ですが、次の二人だけ、決まっております。
夏織、18+「あたし/あなた」~よね、かな
汐里、18+「私/あなた」~ね、でしょう
双子の姉妹で、夏織が主人公です。
性格……というか、それ以外のところも双子なのに、まったく正反対なのですが、夏織が内向的、汐里が外交的です。
双子って、ちょっと神秘的なところがありますよね。近頃は五つ子が人気なのかもしれないのですが、そんなにキャラを増やしても、ぼくには描ききれるとは思わないので、とりあえずは双子です。
このふたりを中心にして、物語が進行していく、という感じですね。
短編のタイトルですが……『#01 光虫の里』です。
オープニングは双子が夏休みに祖母の故郷を訪れて……という風にはじまります。
この姉妹ですが、もちろん、ちょっとした秘密があるのですが、もちろん、ここで記してしまうと読む楽しみがなくなってしまうので、詳しくは書きません。
シリーズでは、この双子以外にも考えているキャラクターはいるのですが、とりあえずは、今回はここらへんで。
それでは! (^_^)ノ""""