年齢はただの数字
29歳になりました!
今日はここで、年齢についての捉え方についてと、歳の取り方について語ってみます。
もう29歳ととらえるのか、まだ29歳ととらえるのか。
たった2文字だけれど、どちらを口に出して生きていくかで全然違う人生になると思いました。
職場とバスケットボールのチームに65歳越えの方が1人ずついて、お二人とも男性、同じ年ですが、
職場の方は「じいさんだけどわしも頑張るから、お前らもしっかりやろうな」といつも言います。
対してバスケのチームにいる方は、「わしは年寄りじゃけぇ、わしはええんじゃ、おまえらは若いのにほんとしょうもない」と言うのです。
前者がどう考えてもいいですよね…
昔から「先輩や年長者がえらい」という風潮がいまいちしっくりこないと思っていて、
それが原因で中学生の時は部活でハブられ、ちょっと孤立してました。
だって1年先に生まれたから敬え!っておかしくない?
入学するまではお互い〇〇ちゃん呼びだったのに、急に先輩と呼べ!あいさつしろ!と言われましても…??
っていう空気を態度に出しまくってたら見事に目をつけられ、怒られ、同級生からも遠巻きにされたり先輩と一緒になってハブられたりしました。
ここで実力でねじ伏せられるほどバスケが上手だったらよかったんですけど、可もなく不可もなくな実力程度しかなかったので、しっかりダメージ食らってたなぁ。つらかった。
しかたなく年功序列に従うようになったし、顔色も伺えるようになったけど、歳をとっていることがそのまま尊敬されるべき、にはならないなといつも思うのです。
年下でもすごい人はいるし。
年上でも歳だけ取ってる人はいる。
一番若い今日をどんなふうに過ごすか
それを考えながら重ねた毎日を生きて、年上も年下も関係なく敬意を払えるわたしでありたい。
女性の年齢のことを、「カラット」ということがあるそうです。ダイヤの重さをいう言葉ですけど、歳を重ねて磨きがかかって美しくなっていくことを比喩で表現する言葉だそうです。
年齢を重ねれば、当然体は老いていきます。
かわいさ、若さ、体力…武器にしていたものがどんどんなくなっていく恐怖もあるけれど、それに打ち勝つことができる人間性だったり、学びのある人間になって、歳を重ねることを楽しんでいきたいなと思いました。