友達の結婚式招待に思うこと 『自分は式を挙げていない場合』
今でも交流がある高校の同級生から、結婚式の招待があった。
結婚の報告は嬉しくて祝福の気持ちでいっぱいだった。
ただ、式の誘い方から始まり、だんだんと複雑な気持ちになり、式に行きたくなくなってきてしまった。
理由をいくつか上げると
・会場が自宅から3時間かかる
・招待の連絡もWEB招待状もグループLINEで送られてきたのが失礼に感じた
・LINEの連絡がドレス選びや式の準備の様子などでいつも浮かれている
・式を挙げられる羨ましさと引く気持ちがわいてしまった
・そこまでお金に余裕がある状況でもない
友達のほとんどが、グループLINE上で喜んで行くね!というやりとりをしてる。
みんな優しすぎる…!
私の心が狭いのか冷たいのか、悲しくなってきてしまった。
でも今回は、自分の気持ちを否定せず、整理しようと決めた。
『私の本心は何なのか?』
友達の結婚式を喜べない自分が悲しい。
『どうして喜べないのか?』
自分が式を挙げられなかった残念さを消化できていないから。
私が挙げなかったのは、コロナ禍と両親が2人とも離婚再婚していて呼びづらかったから。フォトウェディングという形をとった。
夫と話し合って、それがいいと思っていた。
でも終わってからとても寂しくなってかなり泣いた。
母がドレス姿を見たら喜んでくれただろうな。
友達や見守ってくれていた親戚にも見てほしかったな。
なんで友達みんな挙げられたのに私は挙げられなかったんだろう。
そんな風に思っていた。
『喜べない理由もう1つ』
もう少し丁寧に招待してほしかった。
私だから来てもらいたいって伝わるような連絡が欲しかった。
私以外にも結婚してない友達もいるし、そんなに準備に浮かれた連絡はしてほしくなかった。
『友達の様子を想像してみる』
私は友達が昔から器用ではないことを知っている。
準備に一生懸命で余裕がないはず。
浮かれているだけではなくて、悩んだり不安になったり具合が悪くなったりしているんじゃないかと思う。
『友達と比べず、自分の幸せを改めて考えてみる』
フォトウェディング後に、夫が号泣した私の気持ちをちゃんと受けとめてくれたのが嬉しかった。
2人でいろんな気持ちを伝え合えたのが何よりだと思った。
その後、打ち上げに回転寿司を食べに行ったことが楽しくていい思い出になった。
式を挙げなくてもコロナでも、わざわざお祝いをしてくれた友達がいてくれてとても嬉しかった。
そのことに感謝して、これからも大切にしていきたい。
『それで、私はどうしたいのか?』
ここまで考えたら、頭が整理されたのと気持ちが落ち着いてきたのを感じた。
私は寂しかったのと、友達に期待してしまったんだろうと思う。
私を丁寧に招待してほしいと。
改めて文章にするとちょっと恥ずかしい。
今なら大切な友達の結婚式だから、呼んでもらえて嬉しいし喜んで参加したいと思う。
それから、人に正しさや配慮を求めるより大らかでいられる方がいいなということ。
人にしてもらって嬉しかったこと、感謝を忘れずに、自分にとっての幸せを大切にしていきたい。
と改めて思いました。
長くなりましたが、読んでくださってありがとうございました😊