昨年スピリチュアルカウンセリングに行った話

昨年9月、思い悩んでスピリチュアルカウンセリングに行った。何に悩んだかというと、家族が体調を崩したのだが、なんとなぁく、なんか変な気がした。この体調の崩し方はなんか嫌な感じがする。そう思った私は、母の知り合いの「色々見える人」に体調を崩した家族の写真を見せてみた。そうしたら案の定、「ああ、これは憑依されてるわ…」と言われた。憑依!?まじで!?どうすればいいの!?その見える人曰く、そんな凶悪なやつじゃないし、お彼岸近いからお彼岸の時にご先祖様が一緒に連れて行ってくれるから大丈夫。とのこと。

とはいえものすごい気になったので、別の人でそういったことでのカウンセリングをお商売にしてる人を頼り、見てもらったのであった。

お商売にしてるとはいっても、その人はすごく良心的で、お値段もすごく良心的だし、お人柄も優しく、騒がしい1歳の娘と一緒に訪れた私をとても快く迎え入れてくれた。


カウンセリングが始まって、「まずはあなたのことをみるね」と言ってその人は目を閉じた。ものの2分くらい経った後だっただろうか。その人は目を開き、こう言った。

「あのね、前世でも常に人に、家族に寄り添ってきた人生なの。家族のために自分を犠牲にしたり、たとえば奉公に出たりとかね、そういうことをしてきた魂なの。だから家族の体調で悩んだりすることは定めだね!で、あなたは子供に対してすごく寄り添ってきた魂なの。マザーテレサみたいなことをした人生もあったみたい。本当は保育士さんとかになりたかったんじゃない?でも今回の人生ではならなかったんだよね?」

驚愕だった。全て言い当てられた。美談のように語るのはおこがましいが、確かに私は家族の看病のために仕事をやめた経験がある。そして本当は保育士になりたかったんだよね?という話、これには驚いた。まったくその通り、私は子供の時から赤ちゃんや小さい子が大好きで、保育士になりたいと思ったことがある。でもなぜかやめた。なぜだかわからないがやめた。しかし、大人になってから、やはり諦めきれずに保育士免許を取ろうと勉強していたことがある。それも前述した、仕事を辞めざるを得なかったことに関連して頓挫していたが。

その人は続けた。

「あなたは今回の人生で、少ない子供としっかり向き合いたくて生まれてきてる。だから子供は多くて2人しか持たないよ。あなたは子供を産むために結婚したんだね。でも子育てが落ち着いたら保育の仕事やったらいいと思う。」

これにも驚いた。私はなぜか子供の頃から自分が産む子供の数を決めていた。子供は2人。大人になった今でも、3人以上の子供を産むイメージが自分の中に全くない。なぜわかるんだ?もうその頃にはそんな疑問すら浮かばず、ああこの人全部見えるんだ…という感じで、もうありとあらゆることを、尋ねた。


その人が教えてくれた私という魂は、前世の数がすごく多く、いわゆるレベルの高い魂だそうだ。なんか嬉しい。かつては結構波乱万丈な人生を送ってきてるが、今生はそうでもないらしい。安心。とにかく家族、そして子供たちに命をかけてきた魂。自分でたくさん子供を持った人生もあったし、あえて子供を持たないことを選択した人生もあった。たくさんの子供のために、マザーテレサのようなことをしてきた人生もあったとのこと。

ここまで聞いて、私は、自分の人生で今まで大事にしてきたこと全部、まったく間違いじゃなかったんだなと思うことができた。家族のことで悩んでしまう自分に疲れ果てる時もあったが、ああそういう魂なら仕方ない。魂レベルの話なら手出しできんな。と思えた。もうそれだけで胸いっぱいだった。


ちなみに当初のきっかけであった体調を崩した家族はやはり憑依されてるそうで、そこはもはや笑った。(ちなみに今はもうなんともない、やはり憑依されてたんだろうか)


その後私は旦那をみてもらい、この人は絶対浮気しないよと言われたので、じゃあもういいや、と思い旦那のことに関しては早々に話を終えた。帰宅して旦那に俺の前世見てもらえよ!と恨み節を述べられたのは言うまでもない。

そして当時1歳だった長女のことをみてもらった。

長女の前世は砂漠の国のお妃様だそうだ。かなりの美人だったそうなのだが、時代に振り回され、人目にあまり出ることのできなかったお妃様らしい。それを辛く、寂しく思っていた、そんなお妃様。ちなみに、冒頭に登場した母の知人の色々見える人に以前娘をみてもらったさいには、象形文字が見えるなあ。と言われている。色々踏まえて私は娘を元クレオパトラだと思い育てることにしている。

そんな前世もあってか、娘は私の思うようには育たないらしい。誰からも愛される女性になってほしい、と母が思っているにも関わらず、確かに現時点ですでに人に文句しか言わない。



こういったことは信じるか信じないかは自分次第だと思う。別にみんなが信じてくれなくていい。でも私は信じた。信じたし、自分に疲れた時に、そういう魂ならば仕方がないと落とし所をつけられるのはとても楽だ。今日も昨日も子供のことをやってるときに心の底から生きがいを感じる。そういう魂なんだろうな。自分の幸せは自分で決めるってこういうことなんだな。


今度またその人に会うことがあったら、7月に生まれた次女のことを見てもらおう。前世はなんなのだろう。あと旦那の前世もみてもらわないとな。





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