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Photo by
r_hikaru
「日本らしさ」未完のまま なでしこ、世界トップ遠く
なでしこの2011年ワールドカップの優勝は感動した。川澄選手、宇津木選手の試合もアメリカで観に行った。
アメリカのユースサッカーは男女ともにとても盛んで今後も進化していくだろう。州ナンバーワンのクラブチームのコーチは大学一部リーグのコーチが兼任することもあり強い。
サッカーは今後益々国のアイデンティティになって行くと思うので期待しています!
11年W杯優勝メンバーに現役時の話を聞くと、彼女らはうまさをベースに持ちつつも「自分たちを強いとは思っていなかった」という。謙遜や冗談でもないらしい。
米国やドイツにいったんボールを持たれたら、自分たちは簡単に取り返せない。相手に良さを出させて守らされたらかなわない。だからそうさせないため、守備ラインの細かな設定・操作で背後を襲われる危険を消し、30センチ単位で相手への寄せを突き詰めた。