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雷記念日:6/26のコラム
延長8年6月26日(旧暦)、平安京の清涼殿に落雷があり、大納言・藤原清貫が亡くなった(清涼殿落雷事件)。この落雷は菅原道真の祟りだとされ、道真は名誉を回復し、また雷の神天神と同一視されるようになった。
小学生の低学年のころ、ものすごい雷だった夕方に、家に弟と2人でいた。たしか、茶の間にこたつがおいてあって、茶色い台の上にブラウン管のテレビが置かれていたように記憶している。
怖いと言いながら、こたつの下に顔をうずめ、わあわあ言っていたら、窓から雷がテレビに向かって一直線にぶち当たり、ものすごい衝撃音がした。
そのあと、どうなったのか全くおぼえていなくて、特にテレビを買い替えたというわけでもないので、この話は、現実なのか幻なのか自分でもよくわからない。
「地震雷火事親父」という言葉があるが、体験したどれも、怖いものだと思っている。