精神疾患の種類について
精神疾患の種類はいくつあるかご存知ですか。
主にこの5つに分類されます。
1.統合失調症
2.気分障害
3.てんかん
4.依存症
5.高次脳機能障害
1.統合失調症
こちらは聞いたことがみなさんあると思います。
発症の原因は未だに未確定です。
しかし、100人に1人がかかる、比較的知られてることだと思います。
症状として、『幻覚』『妄想』が特徴です。
ですが、その他にも様々な症状がみられ生活に障害をきたしてしまいます。
陽性症状
幻覚実態がなく他人には認識できないが、本人には感じ取れる感覚のこと。なかでも、自分の悪口やうわさ、指図する声等が聞こえる幻聴が多い。
妄想明らかに誤った内容を信じてしまい、周りが訂正しようとしても受け入れられない考えのこと。誰かにいやがらせをされているという被害妄想、周囲のことが何でも自分に関係しているように思える関係妄想などがある。
陰性症状
意欲が低下し、以前からの趣味や楽しみにしていたことに興味を示さなくなる。疲れやすく集中力が保てず、人づきあいを避け引きこもりがちになる。
入浴や着替えなど清潔を保つことが苦手となる。
認知や行動の障害
考えがまとまりにくく何が言いたいのか分からなくなる。相手の話の内容がつかめず、周囲にうまく合わせることができない。
配慮のポイント
統合失調症は脳の病気であること。
病気について正しい知識を学ぶ必要があります。
薬物療法が主な治療となります。
内服を続けるために配慮する。
社会との接点を保つことも治療となるため、本人が病気と付き合いながら、他人と交流したり、仕事に就くことを見守る。
一方で、ストレスや環境の変化に弱いことを理解し、配慮した対応を心がける。
一度に多くの情報が入ると混乱するので、1つずつわかるまで時間をかけて伝える。
情報は紙に書くなどして整理してゆっくり具体的に伝えることを心がける。
症状が強い時には無理をさせず、しっかりと急速、睡眠を取れるようにお声掛けする。
2.気分障害
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