飛露喜 大吟醸
原料米 : 山田錦
精米歩合 : 40%
日本酒度 : +4
酸度 : 1.2
アルコール分:16.1%
産地:福島県 廣木酒造本店
去年もこの日本酒を新年にリリースしました。というもの、この日本酒は福島が誇る名店、泉屋で仕入れています。泉屋と廣木酒造の関係は非常に深く、おそらく全国でも最も飛露喜を扱えるお店が「泉屋」ということになるのではないかと思います。
さて、この廣木酒造という酒蔵は歴史ある酒蔵ですが、9代目の廣木健司氏が就任するまでは「泉川」というブランドのみでした。当時、父親の急逝に伴い、新社長に廣木健司氏が就任。当時は廃業も検討していたそうです。
そこで、頼ったのは泉屋の社長である佐藤広隆氏。この方も青学出身で、おそらくは大学での共通の知人などからアクセスし、交流に至ったのではないかと想像しています。何とか酒蔵の廃業を回避し、売れる酒造りをしたい廣木健司氏。佐藤氏は十四代の高木氏を紹介しました。この出会いにより、「飛露喜」という銘柄が誕生したのだと思います。
正直、この飛露喜大吟醸はお高いです。日本酒居酒屋としても、この商品は正直扱いにくいというのが本音。なぜなら、仕入れ値が高いから。一方、味は間違いないです。最近、寒菊も伸びて生きていますが、飛露喜大吟醸のレベルには及ばない、と個人的に感じています。海老原商店ではこの飛露喜大吟醸を半合で、、、、800円、しかも税込で提供します。この価値がわかる人が頼んで貰えれば良いです。あえて「飛露喜大吟醸いいですよ!」なんて言いません。飲めばわかりますから。
ということで、皆様のご予約、ご来店お待ちしております。
海老原商店
店主