『カーネーション』のファンミーティング抽選に外れた話の続き
3月5日に岸和田で行われる『カーネーション』のファンミーティング、当然行けると思っていたのに抽選に外れ、これは息子の受験のために、マイナスポイントを稼いだ、と無理やり自分を納得させていたのだが、Twitterアカウントより、とある人からDMをもらった。当選したけれど、出張が入ってしまったためチケットをお譲りできる、というのである。「ヒョー!!!」(喜びの舞)と思った。
これは非常にありがたいので、もちろん喜んでお譲りいただき、このようなご縁を得られたことに感謝する。さらに、分不相応なラッキーポイントをもらってはならない!と思うので、お礼にビールとかお酒とか、とにかくささやかながら、何かお贈りしようと思う。決してもらいっぱなしにしてはならない。
話は変わるが、私は霊能の師匠にお世話になりっぱなしなので、せめてものお礼を、と思って奈良から柿をお送りしたり、他にもお礼というほどにもならないものをお送りした。すると、師匠が「私としては、もらいっぱなしは❌です」とのことで、「洒落ではないけど、柿のお礼に牡蠣を送ります」と言ってくださったのである。こちらとしては、普段いろんなアドバイスをもらったりしているので、そのお礼のつもりだったのだが(師匠はお金は取らないので)、そこにさらにお返しをいただいてしまい、「リンダ困っちゃう」なのであった。しかし、お送りくださった牡蠣は本当においしく、まず届いたばかりのところ、袋を切って3つばかり取り出し、生でポン酢も何もつけないままにつるりと食べたら、もう絶品であった。次に、ニンニクをオリーブオイルで炒め、そこに片栗粉をまぶした牡蠣を入れて焼く、というのをしてみたら、これまた絶品だった。そして2か月ばかりの時が流れ、ふと「牡蠣が食べたい!」と思って、昨日、百貨店で売られていた広島産の牡蠣を、同じように片栗粉をまぶして焼いてみた。美味しい、が、全然違う。牡蠣が違うのだ。ちょっと身が縮んでいるし、香りもあんまりない。私は決して味覚が鋭いわけではないのだが、それでもこの差はくっきりとわかった。素材がいいというのは何にも勝ることである。
と、お礼の話からどんどん逸れてしまったのだが、言いたいことは、何かを貰ったら必ずお礼をする、本場のものは本当に美味しい、の二つである。