理想の住処
もしどこにでも住めるとしたら、家を二つ持ちます。一つはパリのカルチエ・ラタン、一つはまあ大阪にしておきましょう。北摂の神土地に120平米、5LDKの平屋住宅を建て、さらに庭に12畳くらいの部屋を一つ作ります。その12畳くらいの部屋は、壁に本棚を設置し、真ん中に広い机を置いて、そこで寺子屋をしたり、教育についてあれこれ相談したり、手相占いをしたりします。さらに庭の一角には12平米の畑を作り、おなすだのきゅうりだのを育てます。5LDKは、家族がそれぞれ一部屋を持ち、互いに干渉はしません。(子どもが巣立ったらどうするの?という問題は、ここは妄想の世界なので無視。)
今の仕事は定年まで続けるとして、3月と8月はパリの家に移ります。と言ってもずっとパリにいるわけではなく、そこを拠点にあちこち旅行をします。モン・サン・ミッシェルにも久しぶりに行きたいし、サハラ砂漠にも一度は行くつもりです。せっかくパリに家を持つなら北欧にも行けるでしょう。
財政面の諸問題をすべて捨て去って妄想に励むと、楽しみがふくらんで歯止めがかかりません。