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27.【不思議体験-1】『ドッペルゲンガーにまつわる体験をした話し』 ~後編~【納涼・怖い話】
〜前回までのあらすじ〜
バイト先の先輩アユさんと新宿アルタ前から
お店着くまでに他愛もない話しをして、
一息つく僕らでした。
合流後、魚介海鮮系を扱う某居酒屋に到着。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/59502530/picture_pc_34dd5a6497cf7387059c820cbe5e7135.png?width=1200)
「なに頼もっか~!」とアユさんは一言。
先輩が、着ていたアウターを脱いだ時でした。
「…えっ!?!?」
僕は、驚きを隠せず、ガタッと、
席を立ちました。
バイト先のアユさんのレザーアウターの下に、
着ていたのは、
先程、人違いだと思っていた女性が着ていた
黒と緑のグラデーションカーディガン
でした。
思い出してほしいのですが。
先程、新宿アルタ前で見かけたアユさんに、
似ている人が実際に着ていた服装。
黒と緑のグラデーションカーディガンに、
黒のスカート、黒ブーツに、茶色のバッグで、
マスクをしているアユさん。
完全に一致したんです。
目の前にいるアユさんと、
「全く一緒の服装」でした。
僕は、はじめての経験に驚きを隠せません。
宇佐美:「え、ちょっと待って下さい。」
宇佐美:「ぼくが アユさんと会う前に、
新宿アルタ前で見かけたアユさんに
似てる女性の方と、今のアユさんの服装が、
全く一緒なんですけど。」
宇佐美:「間違いなくこの服でした。
間違いなく、アユさんでした。」
ドッキリかなにかですかね?笑
って笑い半分で言いました。
そう言うと、アユさんは、
重い口を開くことになりました。
アユさん:
『実は、周りの人が、私のドッペルゲンガー
見かけることが多いんだよね。』
え、ちょっと、待ってよ。
どういうこと?
似てる人とかじゃなくて?
色々と話しを聞いてみることにしました。
…遡ること、アユさんが大学生の時。
当時付き合っていた彼氏さんから、
衝撃的な一言を言われます。
彼氏:『お前、○○店の●●カフェ(大手)で
バイトしてたよな?』
『俺に言えよ。なんで黙ってたんだよ』
さぁて、摩訶不思議です。
当時、アユさんは、カフェでバイトなんて
していたことは、なかったはずなのです。
それに、バイトしていたとしても、
必ず彼氏には話してるはずだと言います。
彼氏さんから、更に言われたのは、
彼氏:『びっくりしたよ、お前俺に何も
言わないで、勝手にバイトしてんだから。
どう見てもお前だったし、声もそうだったよ』
アユさん:『いやいや、ちょっと待って。
カフェでバイトなんてしてないんだけど。
なんのこと??』
彼氏:『え?何言ってんだよ、からかうなって笑
俺にお会計までして、対応してくれたじゃん。
それにさ。なんで付き合ってんのに、
アユのこと間違えるんだよ笑』
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/59503524/picture_pc_1223b1bf09bf056041b9c7def7dfa7ad.png?width=1200)
アユさん:『それ、私じゃない……
私じゃないよ。』
…また、僕のバイト先の店長が実際に体験したアユさんの出来事。
当時の店長が、ショップで一点を見つめていたアユさんを発見。
虚な表情でいつもどおりマスクをしている。
あれ?
今日シフト入ってないし休みのはずなのになんでアユちゃんがいるんだろう?
買い物かな?
先輩がそう思ったらしいが「買い物でもしたいんだろうな」と思いそのまま店内をぐるぐると見て帰ってしまいました。
その後バックヤードに行ったアユさんにバイトの件で確認をとってみたところやはり休んでいたこともあり、別の用事で全く違う場所に出掛けていたんだとか。
「あれは間違いなくアユさんだった」と当時の社員さんが話してくれたみたいです。
立て続けに知り合いや友人からアユさんの目撃情報が何件もあったようです。
そのほかにも、レジの応援に行ってるのを見たと
言われることも多々あったみたいで、確認しても毎回本人ではなかったと言われるらしい。
色々な話しと重なり、偶然には色々と合点する部分があるような、不思議な経験でした。
皆さんは、そんな変わった経験…ありますか?
ありましたら是非ともコメント欄に送ってください。
それでは……また👋