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Green Talk 107 : 廃棄までみえるリサイクル素材の鉢

ちょっと前に書いたスターバックスさんでの出来事とプラスチックカップのことなのですが。

バジルの種を植えるのに使い、なんとその丈がもう20cmぐらいになり。わああというくらい元気に育つ優秀な苗の鉢になってくれました。

スターバックスのカップは底もしっかりできているので、キリがなかなか通らなかったのですが、一番外側は柔らかい素材でできており通すことができ。穴を5つほど開け、底石を1/4ほど入れ、土を入れて。受け皿はないのでエノキの入っていたプラスチック容器を。

元気に伸びてくれたので、植え替えをしなくてはと思い、ちょうどクリアなカップなので根のはり具合をみようとしていたら。

ん?土の中からなにか緑みたいなものが出てカップに張り付いている!?と家族には「バジルじゃない?」と聞かれたのですが、明らかに新芽や葉の感じが違う。

気になってしまったので、自転車で30分以内で行けるお店でいくつか必要なものを買い揃え、それを救出!

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本当に芽だけだったので、なにかはわからないままなのですが。
コンポストした堆肥のなかにある、わたしが食べた何かの種です。
コンポストってこんなサプライズもくれるんですね笑。

そしてバジルは植え替えをしました。
そのために伺ったのはこちらsolso park。

私が使っているレンタル自転車の置き場もあり。
植物全般が手に入るし、土も籠に入れられるのでさっとお邪魔していくつか必要なものを連れて帰ってきました。

以前購入したいと書いていた、リサイクル素材から作られた布製の植木鉢ルーツポーチを、植え替えるバジル用に。

ペットボトル加工した再生品で、布素材=廃棄は燃えるゴミになります。
ペットボトルが廃棄にいかずに製品に使われるとともに、新しいfossil fuel=化学燃料は使っていないそう。また、畳めるという利点から、消費者に届くまでの輸送エネルギーが通常のプラスチック鉢より1/6で済むとのことです。

1点、買うときに知ったのですが、Reuseの点で、理解をすべき但書もありました。
耐久性や長期の美観維持をコンセプトとはしていないので、数年に1度は入れ替えるもの、という理解で利用する必要があるとのことでした。

実際に利用しての今日1日の感想は、鉢として問題があるようにはいまのところ感じていません。

1点だけ。持ち運びできるのは嬉しいのですが、布がそこまでバリッと硬い訳ではないので、植え替え直後は植物が傾むかないよう、動かさなければいけないところはきになるところでしょうか。
また、鉢の背が高いので、植え替えた一番背の低いバジルのために、折り返して利用する予定です。

私もプラスチックポットを選ぶことが、絶対に0ではないと思います。
こちらのaraheamさんのマーブルポットは、リサイクルプラスチックでできたプランターです。選ぶ時は、そういうものを選ぶ方を可能な限り選びたいですし。廃棄するときも→この世に残るゴミ、にならないものを可能な限り選びたいと思っています。何より。

世の中に余計に安易に増やさないこと。
何を手に入れるか入れたか自覚すること。
修理したりメンテナンスしたりしながら可能な限り長く使うこと。
適切な処理を知ること・すること。


最後に。
私がいましていることは、ベランダで植物を育てることで。
それは自生でなく、自然の定義からすると自然ではない。そして小さい小さい規模のもの。
それでもこうやって、コンポストをして植物を育てているのは心地が良く。
それをなんと言っていいのかわからない中で、ある写真家さんが、こうおっしゃっている言葉を目にしました。

「慌ただしい都市生活の中にあるgoodな余白」。

今日も私の中に、goodな余白を。