Green Talk 94 : コスメの選択肢のこと
少し前に、生活の中で、ルージュをはじめとする化粧品関連の選択肢は少し狭目、でもルージュだとリフィルが見えてきましたよということを書きました。
そこで、今年はどう買うか/どう使い切るかを考えて、ルージュのある生活を楽しみたいと書きましたが。
バレンタインデーのお返しにと夫がエルメスのルージュを贈ってくれました。私がリフィルのものを次は買おうとしていると知って、お店に行ってくれたそうなのですが、3月はとても買えないなと。
それからこまめにウェブサイトでの販売を見てくれていたそうで、私の欲しかった 85 Hという、メゾンのアイデンティティとなる色を先日いただきました。
赤が欲しかったのと、青(ブルベ )や黄色(イエベ)などを気にせず、顔にのせてすんなり馴染む色だなと一目惚れで。
私は、ほぼものを見ないと買わないのでそこは少し心配しましたが、思った通りの色が届き。普段使いのデニムやTシャツでも、指でポンポンと馴染ませると顔が明るくなります。素敵、の一言です。
私にとっても赤のアイデンティティカラーになりそう。
容器も、白、ゴールド、黒ととてもシンプルで、手触りがツルッとひんやりとしていて、外袋があるのでそれに入れて。磁石式なのか閉めるときにカチッという気持ちの良い音がなるのも、個人的にはメイク終わりに立ち上がるときの「さっ」という気持ちのスタートになるようで、好きです。
リフィルは6月に発売予定だそうで、どうやって交換するのかも含めて発表がとても楽しみ。
リフィル=容器がreuseできるについては、以前こちらで書いたコスメ関連の選ぶポイントの、2)になります。
1)購入する際の素材にプラスチックを避ける
2)リフィルできるものへ徐々に移行する
3)可能な限り何になるのか分かっている回収プロジェクトへ持っていく
また、この中にも書いたAVEDAのアウトバストリートメントは3)に該当していて。
今回1)に該当し、かつ2)も可能な素敵なブランドを1つ新たに見つけました。次何かがなくなったらこちらのを購入したい!と思えるブランド、ZフランスのZaoさんです。
竹に含まれるオーガニックシリカをベースにした天然素材・由来のスキンケアメイクアップブランドで、多くの厳しい認証ECOCERT やCOSMEBIOをとっています。基準の一例ですが、95%以上が天然由来成分や、植物成分の95%以上は、オーガニック認定を取得しているなどです。
また、竹由来のスキンケアメイクアップブランドなので、何と容器も竹中心です。リフィルの仕方も丁寧に書かれており、マスカラなどはプラスチック素材が一部入りますが、プラスチックとしてリサイクル可能なものだそうです。
また、去年からは、そのリフィル容器のプラスチックも減らそうとする試みに挑戦されています。
一番最初になくなりそうだなと今見えているのはアイブロウペンシルで。
現在は、MiMCのミネラルアイブロー の01ライトグレーを愛用していて、もう4本目なのですが、これはリフィルができないところだけ気になっていました。
終わったらCosme Kitchenのリサイクル回収へ持っていく予定で、同時に、新しいものへ変える可能性を少し探っていたところでした。
Zaoは鉛筆で削るかたちのペンシルになりそうですが、一度試してみてもいいかなと思ったりしています。
また、少し戻りますが、コスメを選ぶ時に、私は以下3点をみているというのは、ゴミ0生活からの視点です。
1)購入する際の素材にプラスチックを避ける
2)リフィルできるものへ徐々に移行する
3)可能な限り何になるのか分かっている回収プロジェクトへ持っていく
それ以外にも、コスメを選ぶときには、上にも書いてある天然素材や肌に影響や負荷の少ないものは、もともとアトピーであり皮膚の薄い自分には必要な選びたい点に挙げています。香料などもできたら避けたいものの1つです。
また、Zaoも取られている認証の一つ、動物実験をしていないというのもGreen Talkを始めるきっかけとなった、save the duckのダウンを買った時から気かけたい点でもあったりしています。
コスメだと、一部の色を出すために利用する素材のマイカも、天然のものは人権問題、特に児童労働の課題があるということも聞いたことがあります。
そのどれもが満たされるものは、本当に見ることが少ない。
だからこそ、どういう”視点”を私は持っていて、今手にするそれはどういうものか可能な限り知り、意識して使うことは、していきたいと思っていたりします。
最後に。
この食べられるという意味を込めたBITEというルージュのブランド。天然素材でcruelty-freeで、ある箇所では自分のカラーが作れるそうなんです。
動画を見ながら、こういう楽しい!やりたい!身につけたい!という気持ちになりました。そういうことも、コスメ選びには忘れたくない事の1つかもしれません。