Beaさんから学び東京で実践する生活 3
Bea JohnsonさんのTED×Talks "Two adults, two kids, zero waste"の講演をみています。
今回は、ゼロ・ウェイスト生活を長期に持続する方法である"5R”(Refuse, Reduce, Reuse, Recycle, Rot(compost)の、ゴミの発生を防ぐ2つ目、Reduceです。
講演ではこのようにおっしゃっています。
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・単純に減らそうではなく、必要だと言っているものを減らすということ
・Reduceの1つの行為として断捨離をあげ、その素晴らしさは自分が本当は必要ないものを、本当に必要な人に渡すこと=”Share”
・この行動は、ゴミ0生活の将来に重要な中古市場のブースターになる
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単純に出すゴミの削減は、三番目以降のRに該当するそうです。それよりも前にできることがあるということ、が、Reduceの根本です。
Beaさんも試行錯誤されていた「ノー・プー」=ノーシャンプーを例に出すとこうなります。
- Refuse : シャンプーのいらない生活にし試供品にNoをいう
- Reduce :シャンプーのいらない生活に移行する
- Reuse :シャンプーは利用するけれど容器を何度もつかえるものにする
Green Talk 10で、私はシャンプーはReduceできませんでしたが、コンディショナーをReduceを試しています。今のところ、体にも心にも苦なく実施できそうです。
また、Beaさんは、Reduceは”share”ともいっています。
それは、本当に必要な物を減らした際の消えない物が対象。それがそのままの形で誰とshareできることが前提にになります。
実は、私、中古市場に出すことがあまり得意ではありません。
手続きの面倒さも少しはありますが、使い痛みにより誰かをがっかりさせたりクレームになったら嫌だということ、私が貸し借りや譲渡があまり得意ではない、ということが大きな理由です。
例えば、本。しっかり読んだ時に書き込みをしてしまった=もう誰かには渡せないよね、と思ってしまう。
個人の考えで販売や譲渡を諦めているのはこのような本です。
・表紙に1cmくらいの破れがあってかなりの折ページあり
・付録の一部がない
・すこしだけ折ページあり
これをきっかけに、このような状態の本を受け付けてくださる古本屋を検索してみました。たった10分!!で見つかりました。実際に利用してみようと思います。
中古市場ではなくても、本の行き場所、愛され場所はもっとあるかもしれません。個人的には、このお家の前の無料図書館、好きです。
そして、本以外も、使っているものはいつか誰かとshareかもしれないものと思うようになりました。ものの扱い方も変わってくるとおもいます。
最後に、Beaさんが教えてくださったReduceは、Refuseの時と違い「全員これをすればいいよ」というものではないように思いました。
本当に必要なものを減らす過程で、価値観や体質、または生活様式や家族構成などで、それぞれどうするかが決めていいものに感じています。
それぞれが長期的に継続してできたら、それがその人(たち)のReduce。
Beaさんが共有してくださっている彼女のReduce具体例は、次回に。