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Green Talk 78 :見たいものと見えるもの

お昼間はあんなにあたたかかったのですが、風が出てきました。
そして東京の今は、小雨と霧の夜です。唯一外出した買い物で見た桜がどうなっているのだろう、と頭をよぎります。

先ほどまで、先日書いていたEARTH HOURに参加していました。
急に町中の電気がという光景ではなかったのですが、東京タワーの明かりはきえ。それだけでも見えるものが違ってきました。
目につくもの見たいものをみていたら、見えるものが見えていないこともあるのだなと。

InstagramでもたくさんのEARTH HOUR参加が挙げられていました。こちらの広島のシェラトングランド広島ホテルさんの動画がとても素敵で。
あかりだけが変わり、変わらずはたらく従業員の方。

我が家の空間でも、蝋燭との時間が心地いいので、私はEARTH HOURをもう少しだけ延長して、今過ごしています。

今回は、WWFさんの60+Actions!から、私は2つのことを見てみようと決めていました。

・最近よく聞くESG投資とは、どういう意味か調べてみよう
・世界の絶滅危機種を30種調べて覚えてみよう

ESG投資の意味についてですが、従来の財務情報だけでなく、環境(Environment)・社会(Social)・ガバナンス(Governance)要素も考慮した投資のことを指す、と、経済産業省では説明されていました。

これによって、財務体質はとても良いが、実はコストを抑えて環境には高負荷のことをおこなっていることや、生産過程での労働搾取などをおこなっている、などの要素はリスクとしてみえるという認識です。逆に、環境を考慮したり、労働力を正当に評価しているということの事業機会や価値も見えます。

また、その投資の種類も複数あるそう。
環境保護や社会問題などへの取り組みを考慮して、持続可能な投資を普及するための国際組織である GSIA(Global Sustainable Investment Alliance)の定義によれば(2018年)代表的な手法は7つあり、その中で、社会問題や環境問題の解決や地域開発を目的とした投資は”インパクト投資”と呼ばれると書かれていました。
私がよく耳にするこの言葉が、ESG投資の1つということは、実は初めて知ったことです。もう少しゆっくりとこれはみていきたいなと思います。

二番目は、子供たちとの会話にいいなくらいの気持ちで選んだものです。

調べてみると、WWFのマークになっているジャイアントパンダや、今回のEARTH HOUR特設ページで挙げられていたトラもそう。中学生の頃に映画で見たタスマニア物語のタスマニアンデビルなどもまだその対象としてありました。小さい頃、水族館で見ていたラッコや爆発的に流行ったウーパールーパーも。

その原因が何にあるのかもあわせてみて、在来種・外来種の関係や、気候の変化によるもの、身につまされるものがあります。ですが、見たいものばかり見て安心するより、あるものを見てまずそうだと受け止める、という気持ちのほうが強く、知ることができてよかったです。

私が、小さい頃、わああ!と思って目を丸くして驚いたこと、一生懸命クレヨンで書いた動物たちの毛並みの美しさにうっとりしたこと。
私の世代でもまだまだ味わいたい。次に生まれてくる世代にも、もちろん。

60分で見えるもの、本当にたくさんありました。
もしご興味ある方がいたら、ぜひこちらで診断をしてみてください。

EARTH HOURは今日でしたが。ここにある情報は利用できるものです。
電気を消して、蝋燭に火を灯して。
1人で、または仲間と、EARTH HOURを持つのもいいのかもしれません。