Green Talk 147 : 素直に興味を持つ - 手に取ったもののタグ
「なんだろね、このタグは。」
先日、無印良品の給水所を見つけたよと書いたミッドタウンでの用事は、夫が欲しいとネットで見ていたDOUBLE RAINBOUUのショートパンツを試着しにいくというものでした。
丈の長さや素材にこだわる必要があったので、セカンドハンドでは見つからなかったもの。
結果、とても気に入り購入に至ったのですが、着いている緑のタグ "REPREVE"をみて、リサイクル繊維なんだと知りました。
帰宅して、REPREVEという会社をもう少し詳しく見てみることにしました。
”Do your favorite brands use REPREVE?”
という言葉とともに、REPREVEはペットボトルからリサイクル繊維を作るまでの会社であること、そして、それを多くのブランドに提供しているのが主な事業であるということでした。
サイトの下の方に、リサイクルしたボトルのカウンターがあるのですが、今はもう200億本以上だそう。ECOALFは1企業で約2億本です。
彼らが繊維や素材を提供している企業は、その数値からみて納得する、ちょうど100近いブランドが挙げられています。
私も好んで見に行くPatagoniaも約10年弱前から採用しているそう。
#BrandsChooseREPREVE
というタグが付いたこのビデオでは、Patagoniaの原材料開発担当の方がなぜ選んだか、などが語られていました。
また、REPREVEはB2Bビジネスであるため、前面には出てこない位置付けになりやすいと勝手に思ってしまいましたが。
自分たちで、Hands-on体験と呼ばれる、実際に顧客に触れてもらう体験を、トラックを改造し実施されています。
本当に生活に「近しい」「必要な」存在として認知される体験。それを最終顧客にまで提供されているのは、素晴らしい自社努力だとも思うのです。
見えないものは見ようとしたら見せてくれるブランドがあるということ。
今後は、REPREVEを採用しているブランドを選ぶという見方も、D2CのECOALFやallbirdsと同列のの選択肢として留めておこうと、知ることになった出来事でした。