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Green Talk 128 : 毎日ごとになる3週間

今日の東京はとても肌寒い日です。うーん、と考え、結局、冬物から長袖スウェット を引き摺り出して着ています。

いつも通りに起き、植物に水をやり、葉の裏側を観察してみたり、枯れた花をとり、のびたバジルを摘心して、代わりに挿し木になるくらい根が伸びたものを植えたり。コンポスト も確認したりでスタートした日です。

いつもと違うことに時間を使ったことは、梅の梅酢の上がり具合を確認すること。今回はいつになくググッと早いので、蓋になる紫蘇を買ってきましたが、何気にこの紫蘇対応が梅仕事で一番大変で。枝から切り離し、確認しならが洗う。今ここまで来ました。

そういえば、「いつも通り」と言う文脈で、ヨガの練習を毎日し始めた2年と少し前のこと。私には、1つの実験のような思いがありました。

”歯磨きをするように、そのことをする。そのためには、3週間。”

数値的な根拠がどうだというよりは、経験による勘に近いものでこれを信じています。

実は、毎年、この本を年末に読むという習慣がもう10年以上続いています。

「3週間続ければ一生が変わる―あなたを変える101の英知」

”最初の2、3日は、あまり履き心地がよくありません。でも、3週間くらいたつと慣れてきて、第二の皮膚のようになるでしょう。人生の質を高める意識革命!行動しなければ、なにも始まらない!小さな習慣が人をつくる。”

この本の帯の前を少し含めた内容ですが、まさに、私の歯磨き発想はここから来ています。

この本は、未来の夢の集約というよりは、ロビンによる人生の質を高める”分野”が書かれています。例えば、自分を癒すことや健康であること、は、誰しも人生に必要なもの。そういう”分野”です。

そして、何よりこの本と10年以上過ごす事で本当に私が驚いたのは、ここにあることを目標として紙に書いて見えるようにしたり、出張までに忘れずに持っていき何かあれば本を開き。年より短いスパンで、これにマルやバツを書き続けていた数年間より。

その分野自体に深い共感を持って、私はこういう未来であると信じて今を過ごした後の数年の方が。結果的に、○がつく個数が増えたこと。それに寄与するどんな選択肢がたくさんあっても「あ、これを今しよう」と選べ。行動に行く時間が短くなりました。

それを思うと、私は「毎日ヨガをするんだ」という気持ちで過ごした3週間からの後の、約2年は、自分を癒すとか健康であることを日々行っている感覚で。そこでヨガは1つの方法(とんでもない素晴らしい智慧の教科書です教科書以上のものなのですが)であると思っていて。
だからこそ、歯磨きをするようにヨガをする、とういう思考にもなっているのだと感じています。

そして、それは、大変ありがたいことに、たとえ私が今ある多くのものを失ったとしても時間と畳1畳の場があれば、出来ること。3月末から家から出にくい日々が続いても一向に失うことがなかったものでした。
そういうことを人生で1つ1つ持てたら私は喜びを感じるのだと、改めて考えた今日の午後でした。

またまた、これってGreen Talkなのか?というところですが。

社会や環境に良いことを自分がするとなった時に、その選択肢は実は探せば探すほどあります。自然環境のためという視点もあれば、社会福祉でひとり親の家庭という視点もあったり。同じものに複数の視点がある、先日のプラスチックかフードマイルか、の話のようなものも。
それら、全方位で行うことは1人ではできません。

でも、逆の考え方で、1人じゃないから、自分がその1人としてできる場所はなんだろうできる行動はなんだろう。1歩でも行動することの尊さをもって、Green Talkを続けるという意志の再確認は、時々、やはりあっていいなと思っています。

さて、週末ですね。素敵な6月の週末になりますように。