Green Talk 111 : 行為と数字と実感と
Green Talk 100のときのタイトルは、”実感する”でした。
自分が考えたこと、行動したことを、言葉にする=綴っているのが、このGreen Talkということで。
先日、環境家計簿を始めてつける月を通じて、ふと思ったので、あることをやってみました。環境家計簿のことは、ここに。
家庭(世帯)の活動によるCO2の排出実態を把握できるもので、元情報は、電気・ガス・水道などエネルギーの使用量と支払い金額。可燃ゴミの場合は出した重さを利用します。
それらに、換算係数をかけて、CO2の排出量(kg Co2)を計算できるというものです。
そして、ふと思ったあることは。
今コンポストによって出さなかった可燃ゴミのCO2量も計算できるのではないかなということ。ちょっとやってみました。
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・我が家は1日平均150gをコンポスト に入れています
・1ヶ月=30日とすると約4.5kg、1年だと約54kg
・可燃ゴミのCo2排出係数が0.34/kg
・54kg(一年分)にその係数をかけたら、約18kg CO2
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18kg CO2、といっても、ちょっと想像がつかない。
検索してみたら、次のような情報が出てきました。
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・1年間にレジ袋(300枚)をエコバッグ に変えた場合の削減量
・デスクトップ型パソコンを1時間利用短縮した削減量
・ユーカリ の木二本分の年間CO2吸収量
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エコバッグは実際にやっているので、続けると1年間で倍削減できるんだ。
電力だとある機器を毎日1時間利用短縮かあ。
ユーカリの木二本を一年お世話したらやっとイコールになるんですね!
何かに変換してみてみたら、やっと、やっていることが実感を伴って見えてきました。
これは実際のことではなく変換したことです。
変換で気を付けなくてはならないことは、等価で行われているかの点なのですが、同等の数量で行われる違う物質や行為をみて理解がしやすくなるということもあると感じます。
数字だけが全てではないのですが。
何かを理解する時にそういう見方もある。
よりわかりやすい等価の行為のことに変換して実感する。