Green Talk 125 : ものの見方が変化する - 香りのtablet作り
ドライフラワーが苦手でした。
とても直感的なものですが家に置きたいと思えなくて。
いただいたプリザーブドフラワーが1つ以外は家にはありません。
今年に入って庭に、大好きな花を迎えました。オレガノケントビューティ。とにかくよく伸びてくれ、家族も「すごいな!」と言うぐらい最初にお迎えした時より大きくなり、部屋も定期的に彩ってくれるようになりました。
今日初めて知ったのですが、オレガノは、oros(山)とganos(喜び)で、喜びの山を意味するそう。また、ギリシャ神話で、愛と美の女神アフロディテが海の水から作り出し、太陽をたくさん浴びるように、一番高い山に植えたと伝えらているそう。
また、花言葉は、「あなたの苦痛を除きます」とのこと。
君を見てるだけで癒されているよ、と私は日々思ってます。苦痛は感じていないけれど笑。
そして、人生初めて、花との別れが難しくなったのもこの花からでした。
庭で愛でて。
家で飾るって。
最後は、と。
色々考えて、ちょうど、蜜蝋ラップ用に蜜蝋ワックスを買う予定がったので、ソイワックスを追加して、香りのするタブレットを作ってみました。
香りは、これからの夏の来訪者、蚊が苦手とする、レモングラスやミントなどの精油たっぷりで笑。
庭に置く予定です。
リボンは夫が、カードをいただいたときに何気なくとっていてくれたディーン&デルーカのもの。
この花に対する気持ちが、執着なのか、愛情なのか、もったいない精神なのかわかりませんが。こんな気持ちを持つのも珍しいので、ちょっと向き合ってみています。
ソイワックスや蜜蝋を譲っていただいたのは、こちら”キャンドルのある暮らし”を運営されている国光産業さん。美味しいお茶の土地八女の素敵な企業さんです。
GreenTalkの初めの方にあるのですが、キャンドルが生活に再びくることになり。
いつか自分でも作ることができたらと思っていたときに、キャンドルの切れ端を譲っていただける/販売されているお店として知りました。
まだまだ家にいくつかいるので、私のキャンドルを作るのは、もう少し先ですが、まずは蜜蝋からお世話になっています。
コンポストを始めて、生ゴミが微生物さんたちの食べ物になったり。
好きな花を育てて、苦手なドライフラワーが自分の手に置きたくなったり。
物事を見る角度や接触する断面が増えたら、そのものの意味が変化するのだなと。それを受け入れて、面白いと楽しめる余白は、私の中にあったらいいなと思いながら。