見出し画像

Green Talk 3: 販売から回収がみえるものを選ぶ

ここ数年の変化ですが、冬になるとコーディネートに綿が主のボーダーを活用しています。長めのボーダーTシャツを薄手の単色ニットの下などに着用し、裾の辺りにチラッと、が好きです。

それにちょうど良いのが無印良品のボーダーで。
ただ愛用すればするほど、目立って破けはないものの生地の痛みはどうしてもでてきます。新しいものを迎えよう、でも今のは人に譲るにはちょっと、、じゃ部屋着で活用する?うんうん唸っていましたが。

無印良品が参加する繊維製品をリサイクルするプロジェクトBRINGに参加してみました。「あなたの服を地球の福に」の合言葉の元、無印良品の繊維製品を店舗で回収し、リサイクル or リユースするプロジェクトです。

また、リサイクルの方法は焼却ではなく、綿繊維を最新の技術でバイオエタノール化し、残った部分も100%リサイクルする方法を、2010年より他企業と協力して探り続けていらっしゃるそうです。

私が伺ったのは、銀座の店舗。
目立つところにサインがなく戸惑いましたが、レジに別のものを購入するときに伺うと、一階入ってすぐのインフォメーションで受け付けますとのこと。

ボーダーとのびに伸びていた白い半袖Tシャツの合計2枚をもっていったところ。「持ってきていただいてご愛用いただいてありがとうございました」という言葉が。
人にお譲りもできずどうしようかと思っていた もやもやな気持ちを、まるごと救っていただけた一言でした。

そして新しく購入した1枚も、愛用し愛用して、このプロジェクトにいつか参加する予定です。

購入は、販売から消費への一方方向な矢印だけではなく。
購入からその製品が循環する方法が約束されているものもある。
わたしは後者に、魅力を感じるのです。