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現役韓国調教馬獲得賞金ランキング(2025年1月20日時点)

約1年前に現役韓国調教馬の獲得賞金ランキングを作成しましたが(下記リンク)、今般最新の状況をまとめてみました。

データ元

前回同様、ソウル釜山慶南別に出てくるKRA公式発表ランキングを統合し、通算獲得賞金上位15頭(概ね10億ウォン以上を基準)として整理しています。

赤囲み内の文字(”収得賞金”)をクリックすると降順ソート

このランキングは毎週の開催に従いタイムリーに更新されますので、本記事よりもさらに最新の状況を知りたい方は、韓国語版のみですが下記リンクよりご覧ください。(上がソウル、下が釜山慶南のランキングです)

ランキング

通算獲得賞金上位15頭
上位15頭の主な勝鞍

ソウルのランキングで降順ソートをかけるとコリアカップ/コリアスプリントをそれぞれ2連覇したクラウンプライド/リメイクの名前が出てくるというお茶目な仕様になっていますがそれはともかく、1位は当然の如く2024年度代表馬GLOBAL HIT(牡5)となりました。

ちなみに歴代最高額は昨年引退・種牡馬入りした2022-2023年度代表馬WINNER’S MAN(牡7)の48億7,973万ウォンで、GLOBAL HITはあと10.5億ウォン差まで迫っています。

GLOBAL HITはちょうど明日1/24のメイダン6R・マクトゥームチャレンジG1に出走しますが、もしそこで優勝でもすれば賞金(AED 2,208,000=約8.8億ウォン)+ボーナス5億ウォンで一気に歴代最高の座まで上り詰めるかも知れません。まぁそこまで期待するには無理があるとしても、2025年も無事是名馬を貫けばKG1競走を2勝もしくはKG2の3勝でWINNER’S MANを抜くことになりますので、その意味でも注目です。

2位のEOMA EOMA(牡8)は2024年未勝利に終わってさすがにピークを過ぎた感がありますし、3位のJEULGEOUNYEOJEONG(牝5)は牡騸混合戦となると分が悪く、クイーンズツアーシリーズ(古馬牝馬シリーズ)のKG2/3で年間5~10億ウォンを上積みといったところでしょうか。いずれにせよ今年もGLOBAL HITの1位は揺るがないものと思われます。

なお、過去の馬も含めたランキングが気になるのですが、KRA公式サイトやKorea Studbookのデータベースで網羅的且つ効率的には検索できないため正直作業はスタック気味です。また、賞金レベルが過去とは異なるため単純比較して何になるのかという話でもありますが、まずは過去の名馬につきましてみやゆゆさんが纏められた記事がありますので、是非そちらをご覧いただければと思います。

ということで、今回もここまでお付き合いいただきありがとうございました。

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