ダイレクトメールでの質問・相談は有償でお答えしていますというお話
こんにちは。
言語聴覚士のななさんこと、てらだななです。
実は、Twitterや Instagramのダイレクトメールにて、日々多くのお問い合わせをいただいております。
これまではそうしたお問い合わせ自体ごく稀だったので、個別にお返事することもできたのですが、お問い合わせの対応に時間を割いてしまうと本業のほうが回らなくなってしまうため、このnote記事をもってお答えとさせてください。
これまでにDMでいただいたご質問・お問い合わせ
ログを振り返ってみるとけっこうな量になっていたので、抜粋して掲載します。
・〇歳の男の子でサ行が言えません、どうやって練習したらいいですか?
・職場で周りの先輩は××と言うのですが、納得できません。
ななさんはどう思われるかご意見を聞かせてください。
・もう小学生なのに語彙が少ないです。どうしたらいいですか?
・コトリドリルを買ったのですが、集中してやってくれません。どうしたらいいですか?
・△△に在住なのですが、△△近くで言語聴覚士を知りませんか?
・これまで勉強になった本を教えてください
・吃ってるのを軽くする治療ってどんなのですか?
・××病院の〇〇です!友達申請の承認お願いします!
・このアカウントのことが気になります!この人は××という障害ではないですか?
・コトリドリルはメルカリで販売していますか?
・相談室の1日の売上、件数や開業されてみての実際のニーズを教えてください
※個人が特定されないよう、表記や内容を一部変えてあります
こんな感じでですね、さまざまなお問い合わせをいただくのですが。
言語相談にかんすること・営業にかかわることはすべて有償にてご相談をお受けしています
おそらく、ご質問なさったご本人には悪気はないのだと思います。また、ダイレクトメールで質問にお答えなさるセラピストの先生もいらっしゃるのかもしれません。
そしてわたしが無料で閲覧が可能な場に情報発信を頻繁にしているので、無償で答えてもらえるとお考えになって聞いてみた、という経緯があるのだと思います。
まずは、言語聴覚士と言語聴覚療法、わたしの活動に関心を寄せてくださり、ありがとうございます。なかなか日の当たらない分野ではありますが、とても深刻なお悩みを抱えている方が多いことを、日々、実感し、どうすればいいか真剣に考え取り組んでいます。
また、専門家の先生方も、目の前のお子さんや関わっている方のために自己研鑽をされたいという想いはとてもご立派だと思います。その思いをどうぞ大切になさってください。
その上で、聞いてほしいことがあります。
わたしは、ことばの相談室ことりという相談室を開き、言語相談を有償にて毎日お受けしています。
ご相談は、メールでの相談やご質問に回答することも含みます。
ダイレクトメールで個別のご質問やご相談にお答えしてしまうと、お金を支払って相談を依頼してくださった方が損してしまうことになります。
わたしがもっとも大切にしなければならないのは、実際に足を運んで来てくれる(オンラインの場合もありますが)お客さまです。なので、ダイレクトメールでいただいたご質問には、どうしても無料ではお答えできません。
PRのために答えることはあります
例外として、インスタグラムのストーリーという機能で、質問を募集し、時間限定的にお答えしたことがありました。その内容は現在も閲覧できるよう表示してあります。
そのようなオープンの場(誰でも閲覧できるような場)で出された質問に対しては、不定期ではありますが、お答えすることがあります。
なぜかというと、一度にたくさんの方が閲覧することができるのでご質問者さま以外の同じ疑問を持つ方にとっても同様の利益があり、わたしにとっては、ことばの相談室ことりやコトリドリルのPRになるため、双方に有益だからです。
ただし、先ほども言いましたが必ずお答えするということではありません。
相談のご依頼については常時受け付けています
ごくたまにですが、法人さまやセラピスト・学校の先生方のご相談/ご依頼も受けています。
〇ご相談
相談料 70分 10,000円(資料共有あり・1か月間メールでのご質問対応可)
〇内容例
発達性発語失行の診断・訓練法/側音化構音の指導法/吃音臨床の勉強法
開業系ノウハウや経験談について/集客方法/イラスト教材制作ノウハウ/
小児ST臨床をはじめるにあたり勉強すること等
※上記例にないことに関しても、お受けできると判断すればお引き受けします
実際に、有償で教えてほしいとご依頼をくださった先生がいらっしゃいます。
実際にお話しする段になってとても驚いたのですが、素晴らしいキャリアをお持ちのとても優秀なセラピストさんでした。
すでにキャリアや知識をたくさんお持ちの方が、こうして金銭的対価を払って他者から教えを請えるというのはめちゃくちゃ尊敬するし信頼できることだなと感じました。
もしかすると駆け出しのフリーランスであるわたしを応援するつもりで、そうした粋なお申し出をくださったのかもしれません。どちらにせよ、とても素敵な方だなと思いましたし、嬉しいことにその方とはその後も交流が続いています。
こうしたご縁に恵まれ、ご依頼者さまの人柄に恵まれ、日々、言語聴覚士として研鑽・活動の場を得ています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ご縁がありましたら、どうぞよろしくお願いいたします。