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セラピスト開業マガジン

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教室開業・言語聴覚士開業に興味がある・開業したい|小児発達障害吃音臨床の仕事をしたい|個人事業主やフリーランスに関心がある|などの人に向けた記事が詰まっているマガジンです。
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#吃音

はぐれ言語聴覚士の挑戦(セラピスト開業マガジン創刊に寄せて)

こんにちは。言語聴覚士の寺田奈々です。 ことばときこえの専門家、言語聴覚士として、2020年の春から台東区蔵前でことばの相談室ことりを主宰しています。 そんな開業初年度、ほやほやフリーランスのわたしですが、狭い業界のなかではそれなりに目立ってしまうもので。「開業に興味があります」という同業者さんから、ぽつぽつとお問い合わせをいただくようになりました。 とはいえ、個人でお客さんを受けるようになってまだ1年足らず。 偉そうに語れるだけの経験を持ち合わせているわけではありません

【先生向け】 吃音リッカムプログラム、やってる?どうやってる? (※ 100%個人の見解です)

こんにちは。 言語聴覚士のてらだななです。 主宰していることばの相談室ことりでは、吃音のリッカムプログラムを継続的に実施しています。 ワークショップが日本国内に入ってきておおよそ4〜5年(?)、まだまだ実施できる機関は少ないようです。 ※現在、コロナの影響でワークショップは開催されていません。 というのも、リッカムプログラムはさまざまな制約があります。 医療機関や公的機関がリッカムプログラムを導入する際の難しさ公認ライセンスを出している協会は、 1.吃音が0になるまで

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臨床技能の棚卸し読書(続・言語臨床書籍紹介)

さてさて、みなさまこんにちは。 最近書籍への課金がものすごいことになっており、すべて経費に計上しているななさんです。 独立開業してから、テキストのやり取りで臨床を進めることが増え、アウトプット量が爆増しました。その結果、かつてないたくさんのインプットが必要となり、in-outのサイクルが加速しています。 これは、とにかく勉強しないとまずいぞ、今後やっていけないぞと痛感し、その焦りから、自分の臨床技能上の課題を棚卸しするための読書をここ2〜3か月継続していました。開業にか

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吃音の相談先は、なぜ少ないのか

こんにちは、言語聴覚士のななさんです。 先日、このようなことをツイッターでつぶやきました。 すると、このような反響がありました。 この方が教えて下さったことは全部本当で、いま吃音の相談先が無くて困っている人が大勢います。 なんで吃音の相談先はないのでしょうか? 僭越ならが、一介の言語聴覚士(げんごちょうかくし)が考察してみます。 理由① 吃音が児童発達支援の対象から外れてしまっている昨今、テレビやインターネットで「発達障害」ということばをたくさん耳にするようになりまし

ギリギリまで準備して舞台に立つ(言語臨床関連専門書籍紹介)

※この記事は本の紹介。 小児発達障害領域は本がとにかく多い・わりにジェネラルな内容が多いので、「これが知りたい」にピンポイントで答えてくれる本がすくない。ある程度正しければどんな本でもざっくりとためにはなるのだが、「明日から使える」という意味で一発目からアタリを引くのが意外とむずい。 しかしいろいろ調べていくとここ数年(2016〜)、良書がめちゃくちゃ増え領域横断の動きも広がっている&紙面の見やすさ的な意味でもデザインのよい本が増えた。お値段もお手頃(1,000円台後半〜

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