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視察研修in滋賀

今回は、実行団体さんと一緒に、
滋賀県内で活動されている2団体の視察研修に行ってきました。

まずは東近江市にある
「一般社団法人 Team Norishiro」

これまでの活動や一般社団法人設立にいたるまでの
様々な活動の経緯を一般社団法人TeamNorishiroの理事
野々村光子さん、西村俊昭さんから伺いました。

TeamCHAKKAの着火剤制作の作業場。

Team CHAKKA  作業スペース
〝働きもん〟のポスター
廃ローソクから、着火剤をつくります
溶かしたろうそくと燻炭をまぜ、こちらの型で固めます
乾かしているところ。ほぼ完成品です

仕上がりの製品とパンフレット。
商品は地元のホームセンターでも販売されているそうです。

◎一般社団法人TeamNorishiro
▷ノリシロって?
〝糊代〟とは、紙を貼り合わせるために重ねる部分のこと。
「Norishiro(ノリシロ)」とは、人と人。現場と現場。時間と時間。
いつでも近くにあって、いつでも重ねられる存在。
地域の中で、この重ねられる存在が点在するほど、
地域の力【許す・認める・握りあう】が太ります。
また、Norishiro(ノリシロ)とはこれらの重なる人や場所も意味します。

▷ビジョン
生きづらさを抱える人は課題でなく、地域の資源と捉え、
地域に根差した働く場や集う場を創造することによって、
地域のノリシロを大きくして、人口急減・超高齢化する
地域社会を変革します。


続いての視察先は大津市にある

「NPO法人こどもソーシャルワークセンター」

事業としては、放課後の子供の居場所の提供。
メイン事業は【トワイライトステイ】

こどもたちの夕刻を支える夜の居場所です。

学校が終わると、こどもたちはセンターへ集まってきます。
そこで思い思いの時間を過ごし、
18時頃 みんなで一緒に夕食を囲みます。
19時頃 みんなで近くの銭湯へ行く。
21時頃 スタッフが子どもたちを家まで送り届ける。

そのあと、スタッフとボランティアさんと一緒に
での振り返りの時間を持っておられるそうです。

この活動を支えるのは、
140名にも上る登録ボランティアさんたちの存在。
想いのある方たちが、自分にできることを少しずつ担うことで
この活動をみんなで支えておられます。


利用者のこどもたち、ボランティアの大人やこどもたち。
常駐スタッフのほかに様々な方が関わっておられる
地域に開かれた、地域と共に在る居場所を
大事にされているのだろうと思います。

説明を受けている様子。

これまでも様々な場所へ視察へ伺っていますが、
どの実行団体さんたちも、日々試行錯誤の連日。

苦労も多く、正解のない見えない道を
「想い」を光に変えて、そのわずかな光を頼りに
日々行動しておられていて、その行動力に感動します。


ここで教えていただいたこと、感じたことすべてを
そのままの形で生かすことは難しいけれど、
このやり方にたどり着くまでのプロセスや思考にふれることで 
私たちの学びは深まっていくのだと思います。


私の伴走支援は、始まったばかりです。
実行団体さんたちの想いに耳を傾け、寄り添い、ともに悩みながら
次の一歩を進むチームの一員として、私自身も成長していきたいと思います。

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