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財団のお仕事

コミュニティ財団の仕事はいくつかありますが
今日はそちらについて、少しご紹介したいと思います。


大きな柱としては
地域の課題解決をしたいという「人」・「団体」に対して、
助成事業などの【お金での支援(資金的支援)】です。

でも、それだけにとどまらず
お金ではない【伴走型支援(非資金的支援)】もとても大事にしています。

これは、ローカル・コミュニティ財団ならでは、かもしれません。

ローカルな地域でやっていると、
おのずとお互い顔が見える距離での活動になるので、
地域の様々な困りごとや課題、
こんなことやってみたいなどの声は、
自然と集まってきます。

支援する側、される側の境目が少ないのも特徴だと思います。
互いに顔が分かる存在だからこそ、活動をする人は、
支援するだけでなく、地域の中で同時に支援される存在でもあります。

同じように、活動する人や団体と、私たち財団も
顔の見える距離の中で、お互い様の気持ちで日々の活動を行っています。


元々、財団の役割として
ただお金を支援するだけでなく、
将来にわたって運営を軌道に乗せるための組織基盤の強化や
必要な資金を届けてくれる仕組みづくりなどの取り組みをすすめたり、
一緒により良い団体を作り上げるという役割があります。


そして財団内の仕事をすすめるための職種(?)の一つに
PO(プログラムオフィサー)がいます。

POは、伴走型支援をするためには、必要不可欠です。

日本ではなじみのないPO(プログラムオフィサー)というのは、
プログラムの企画立案や運営管理などを行う人のこととされています。


具体的に、実行団体さんへの伴走支援としては
・プロジェクトのサポートや評価
・分野の動向の把握
・社会的課題の発掘
・課題解決の方法の構築
・プログラムの成果の発信
・プログラムの評価や見直し

など、担うことは、多岐にわたります。


POの伴走次第で、実行団体さんの動きやすさや
今後の成長の広がり方が全く異なります。

助成期間中・助成事業が終了後にも変わらずに
伴走できるPOでありたいと思います。

私が、財団の運営&POの業務を担当することになって、
PO自身が学び続けることの大切さを日々実感しています。

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