【なんもか~んもぶっ壊れりゃええんじゃ!】孤狼の血 LEVEL2を公開初日に見てきた感想
孤狼の血 LEVEl2を見てきた。強い奴が見たい!そんな願望を満たしまくってくれた傑作!
昨日 孤狼の血 LEVEl2がやっと公開になったので急いで見にいったのでレビューをします。
あらすじについて簡単に説明すると 広島県呉原市という呉市をモデルにした街をヤクザの抗争から守っていた刑事がいた。しかしその刑事はヤクザに殺されてしまう。亡き意思を継いだ刑事が呉原の治安を守るがそこに悪のカリスマが舞い降りる。
孤狼の血 LEVEl2というこの映画 強いものが見たい!とにかく強い奴が見たい!という僕の願望を満たしまくってくれた傑作でした。
昔から強い奴に憧れてた自分の話
僕は幼少期から今の今まで人に合わせることが出来ず、簡単に言うといじめやからかいの対象にされやすい。
その反動で僕は昔から強いものが大好きだ。強い奴に憧れる。
幼少期はウルトラマンや仮面ライダー、たった一人で悪に立ち向かうヒーローに憧れていた。(スーパー戦隊ものは大人数で怪人をぼこぼこにしているのが癪に障ったのだろういまだに好きになれない)
思春期を迎えると大山倍達、初代タイガーマスク佐山聡、カールゴッチ、力道山、ブルースリー。。。etc そんなリアルに強かった男たちの武勇伝や逸話を狂ったようにウィキペディアや本で調べまくった。彼らにあやかり家でタンスにぶら下がって懸垂をしてタンスを壊したり、ガードレールを殴って手にひびを入れたりした。
大学生になる頃僕が憧れたのは漫画、映画の悪役だった。
悪役だからもちろんやることは盗みや殺し、人間の倫理に反しまくったことばかり。でもそこがカッコよかった。
人から言われたことに逆らえないことが多い自分にとって街を丸ごとジャックしてバッドマンを追い詰めたり、警察の権力を使って市民を脅して邪魔者は容赦なく殺そうとしたり、時間を止めて世界征服をしようとしたり、銀行員の癖にお金を横領して何歳も若い男に貢いだり。
そんな普通の人が出来ないことを出来る。そんなことは軟弱な奴には出来るわけがない。普通の人が出来ないことが出来る。そういう意味ではめちゃくちゃに強い彼ら彼女らに僕は現在進行形でシビれている。
つまり一言で言うとこういうことだ。
孤狼の血 LEVEl2 僕にとってのMVPは上林です!
鈴木亮平演じる上林。彼がこの映画の悪役なのですがとにかくこいつは悪い、凶暴な男。でもすんええカッコいい。
特に僕が上林に憧れている点はその実行力と度胸、そして悪のカリスマ性。
映画の中で上林とその子分はめちゃくちゃな暴れ方をするのですが上林は殺しも襲撃も自分から率先して動く。上から目線で命令するだけじゃなくて自ら戦うカリスマ性あふれるリーダ。こりゃ例え極悪人だとしても憧れてしまいますよぉ!
まだ語れる上林の魅力。上の人間なんて屁でもないという精神
特にサラリーマンの方なんかは上司、部下 先輩、後輩といった縦社会で生きている分どうしても上の言う事には理不尽だなぁと感じても逆らえない事多いと思う。でも上林は違う。
とにかく気に食わなければ上にも喧嘩売りまくり
少しネタバレすると上林は刑務所から出た後古巣の組である五十子会に向かう。しかし五十子会はすでに金儲け中心の組織に変わってた。それが気に食わない上林は幹部とかそんなの関係なしに自分より上の人間に襲撃かけまくる。幹部側も「わりゃ仁義を何だと思ってるんじゃ!」など彼らの世界のルールを並べるが。
しかしそんなの上林には関係なし!
「わしの親分は五十子のオヤジだけじゃ!」と切り返して幹部をあっという間に刺殺する。
上林が気に食わない幹部を刺したり、銃で弾く瞬間
(こいつ、怖えぇぇ~)
という上林を恐れる気持ちと共に
(自分より上の人間に対してこの容赦なさ。。。す、すげえええ~)
と自分が出来ないことをサラッとやってのける上林に対して畏怖の気持ちが沸きあがってきた。
余談ですがこの切り返し、言われたことに対してすぐ整理して相手の言い分の弱点を突くような言い返しをする。つまり頭の回転が早くないと出来ない。フリーラップに通じるところがあります。つまり上林は物事の良し悪しは別として実行力があって頭の回転が早いリーダーというわけだ。
身近には絶対にいて欲しくないけど思わず憧れてまう男上林を見るだけでも映画館に行く価値があった
もちろん自分の身近に上林のような極悪人がいて欲しいかというと絶対に嫌だが
刑務所から出てきてすぐに自分の野望を実現させる行動力
自ら率先して動くカリスマ性
上の人間なんてどうでもええんじゃ!といった反骨心
現役の刑事とも互角以上に渡り合える腕っぷし
ほんと上の画像の言う通りだ。
物事の良し悪しは別として男として憧れざるをえないっっ!
そんなすごい奴を見ることが出来た孤狼の血 LEVEL2 映画館に見に行って正解の映画でした!
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