遅刻の電話を入れられた。自分は社会のどこかで食える人になれたのかもしれない。

ある日の出来事。待ち合わせ場所を間違えた。

昨日とあるイベントがあり10時に集合場所に集合の予定だったのですが。10時に場所を間違えて全然違う場所に居ました。僕の頭の中には

A:もう帰って寝る。

B:主催者に遅れますと連絡を入れる

の2択がありました。一瞬Aを選びそうになりましたが

(いやいやいや!さすがに28歳でAを選ぶのはヤバい!

幸い自分から連絡をする前に主催者側から電話があり遅刻することを伝えることが出来ました。

僕はイベントが開催されている会場に向かいながら

「これで俺も少しは社会の中で食える人になれたのかなぁ」と思いました。

メンズエステの経営者が語った事

僕のおすすめの本に貧困脱出マニュアルという本があります。

この本の中でメンズエステの経営者がこんなことを言っていました。

「うちの店は徹底的に容姿だけで選んでますけど、私よく沖縄に行くので綺麗な子も綺麗とは言えない女の子もそれぞれ抜け出して最低限の生活をしている姿を見ています。そんな中で分かったのは社会常識の大切さですよね。なんで借金を抱えて働いているのに、給料をもらう前に飛んで(疾走すること)しまうんだろう。っていつも考えていたんですよ。難しい話じゃないんですよ。遅れそうなら電話一本入れるとか、無断欠勤はしない、とか。約束を守るとか、ごくごく当たり前のことを親に教えられていなかったんだな、ということが少しづつわかってきたんですよ。そこがしっかりしていて、明るくふるまっていれば、容姿に多少難があったとしても社会のどこかには必ず受けれられるはずなんですよ」

僕はこの言葉を読んで自分の過去を思い出しました。

20歳の自分は社会のどこかで食える人じゃなかった。でも今は。。。

僕は恥ずかしながら20歳の頃にバイトを無断欠勤し、そのまま電話に出ずに辞めたことがある。つまりこのメンズエステの経営者に言わせれば社会のどこでも食えない人ということになります。

しかし今の僕は遅刻することを伝えるという選択肢を選ぶことが出来ました。

当たり前と言われれば当たり前なのですか。

もしかしたら今回たまたまうまくいっただけかもしれないですが。しかし僕はなんとか社会のどこかで食えていける人に二十歳の頃よりは近づけたと信じています。


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