「大会ってのは、つまり愛なんだと気がついた」とかJ-popみたいなことを中年が叫ぶからeSportsは面白い
ご挨拶
ーなんとかキララELと申します、モンストのプロ選手やってますー
こんにちは。モンストのプロ選手をやっています なんとかキララELと申します。プローーそうは言いましても昨今はコロナの影響で特に試合などもなく、生業としている業務も激減し、大学生ぶりに堕落大学生のような生活を送っております。名前がキララなのに、ヒゲの生えた36才の中年でございます。
モンストのプロ選手としての戦歴はーーかなりいい方ではないでしょうか。かなりっていうかトロフィー掲げた回数ナンバーワンです。ヒャッホー
後述させていただくのですが、私、趣味(?)で大会運営も行っており、今回さとけん(@saxokenpunx)さんからお声掛けを頂き こみゅリポアドベントカレンダー2020に参加させて頂く事になりました!
もともと「モンストの大会がノリで開催されるようになってしまったお話」を対外向けに書く予定でしたが、実際突き詰めていくと、なんかそんなに面白くない話になってしまいそう・・なので急遽記事テーマを変更しました。ご了承下さい。(面白く解読できたらまたそのうち記事に!しようかな!)
今から、この1年の自分たちの活動をお話した後に、そしてお見かけした2つの失敗事例をお話しします。気がついたんすけど「大会を主催するってのはつまり愛が一番大事なんだ!」という90sJ-popのタイトルみたいな真理を発見しました。
ですので、それについて無計画に駄文を綴ろうと思います。たぶん長くなりますごめんなさい。華原朋美と辻希美が好きでした。
僕が2020年にやってきたこと経験したこと
ーコロナ禍で公式大会が激減・・・というかなくなったんですよ
2020年2月のモンストプロツアーファイナルを最後にプロチーム向けの大会であるか否かを問わず、モンストの公式大会は行われていません。
それもそのはず、実はモンストの大会って普通、オフラインじゃないと成立しないんです。「え、スマホゲームなのに・・?」って思うかもしれませんが、スマホゲームだからとも言えるかもしれません。
モンストのesportsは回線環境に左右されてはいけません。(どんなゲームでもそうだと思いますが・・!)
ゲーム内容がRTAバトルなので通信ラグは絶対に起こしちゃちゃいけないんです。(起きた場合の話は後述)
スマホゲームなので通信回線を当然使用します。しかしチーム戦なので、メンバーとの通話用の回線-端末が必要。全員がwifi環境やインターネットにアクセスできるデバイスを複数持っているわけではないので、同端末で、通話をする人がいると回線ラグが発生しやすくなる・・
そして更に同一端末で大会配信視聴などをして回線環境が悪くなってしまう。運営側も、生配信をしているのでいつもよりwifiを圧迫しているーーなど。理由がもりだくさん。
そして、本人確認がとれない代打ちし放題・・もしかしたらツールなどを使用してるかもしれない・・・などのトラブルの原因菌みたいなのだらけですので、このコロナ禍で大会を行わなかったのは当然なのかもしれません。ちょっと悲しいけれど、今年は仕方なかったのかなって思っています。
ー大会が開催されなくなったことで、賞金・出番がなくなった
大会がなくなると我々プロ選手はどうなるのか。ぼくは中年人生の夏休みを迎えています。だって大会がないのですから。
ただしその分手に入れることのできるお仕事や賞金などはなくなっちゃいました。(当然、しょうがないことだと思っています)
ーですが、それ以外に都合の悪いことがありました
モンストユーザーにとって夏の甲子園、そして冬の1.4東京ドーム大会とも言える季節モノの公式大会がなくなりますと、モンストスタジアムというゲームが盛り上がらなくなってしまいます。
もっと厳密に正しくいうと、新たなヒーローが生まれなくなってしまうのです。モンストの公式大会は、プロ選手や地方強豪チームと言われる注目チームを生み出す唯一の場でした。
唯一戦績が残せる場なので、それがなくばれば盛り上がらなくて当然です。
ー※モンストスタジアムのシステムについてちょっとだけ知っておいてほしい話
ちなみにモンストスタジアム内に、レーティング機能とかは一切ないんです。ランダムマッチングすらありません。ストーリーモードのない1980年代のFCの格ゲー想像してもらえばokです。やってることはFCのキン肉マンとかと一緒。 ソロモードと対戦モードのみ。友達と戦うかソロで練習するだけのアプリなんです。
(※それでも僕らはオモロイオモロイいうてやってます見てます解説してます)
ーそもそもこのアプリ、オンライン大会ができなかったんです
モンストスタジアム、今でこそオンライン大会がちょこちょこ発生しています。元々オンライン大会は開催できませんでした。対戦するのが限界ですので配信が出来ないーといいますか。
オフライン大会用の設計しかされていないアプリだった為、大会っぽいオンライン大会に対応できなかったのです。
今では観戦モードという機能が追加されたので機材と知識があれば大会開催は可能です。(言い換えると現在でも両者の2画面を配信するには映像スイッチャーなどの特殊な機材が必要。)
ー無理やりルールを変えて、大会をしました
今年、私たちは「本来最大4人プレイで遊ぶはずのゲーム」を敢えてルールを特殊なものに変更することによって、具体的にいうと「4プレイヤーのうち、1プレイヤーを操作しない”置き物(配信用端末)”にすること」によって、無理やり配信することに成功しました。結果ゲーム性が高まりました。
この特殊ルールの発明により無理やり大会をライブ配信することができるようになりました。(後にアップデート観戦モードが追加され、先述した通り、特殊ルールでなくても映像スイッチャーなどがあれば大会は配信できるようになりました。ただし特殊ルールが割と面白いので今なお特殊ルールで大会を開催しています)
・・・そうして、置き物グランプリは生まれました。おかげさまでもう次は第17回です。動いた総賞金相当額は60万円をかるく越え、参戦者述べ数は1400人くらい。ーーたぶんね。楽しかったねよくがんばったね!
2020年3月からはじめた モンスト置き物グランプリ、成功の定義はともあれ、成功でしょうよ!!
ービジネスじゃないので成功の定義はかなりゆるくしてありますが...!
成功の定義は、なんらかのカタチでコロナ禍で開催できない公式大会の代替になれることでした。
●ーー1:YouTubeLiveで配信することによって、大なり小なり人前でプレイできること
(モンストGPは10万人の前で戦えます。置き物グランプリは500人くらいの前で戦えます)
●ーー2:勝ったらなんかもらえること
(モンストGPは優勝すると4000万円もらえます。置き物グランプリは野菜とか洋菓子とか豆腐とかナボナとか30000円くらいとかがもらえます)
▲企業さんや個人の方からの協賛を頂いて、勝ちたい大会になったので大成功。(これはまた話聞きたいって方がいれば記事かきます・・!)
●ーー3:勝ったら、周りからすげえって言ってもらえること
これを僕は”ヒーローになれる大会”と定義しています。置き物GPにおいて、僕は優勝者をヒーローとして扱います。(モンスト公式が僕らをヒーローとして扱ってくれているようにね!)
その人の試合が見たい!って人が10人以上いたらだってもうそれはヒーローじゃない!? そういう声の為に、次の大会をまた行うのです。いいエコシステムじゃろ
ーこれらの結果として、プレイ人口が増えて、関わって笑ってる人が増えたら、それは成功だよね!!
公式大会が行われないと、数年間かけて出来てきた”モンストスタジアムの文化の進化”が止まってしまう気がしたので、僕らは置き物GPでヒーローの掘り出しをしたーーとも言えます。
新たなプロ選手がコロナ禍で生まれないなら、俺たちが勝手にヒーローを作っちゃえ!っていう考えが少しありました。少しだよ、ほんとだよ?
結果、16回分の優勝チームと16回分の準優勝チームが生まれました。(他にもいろんな戦績を残したチームがいるけど!)置き物グランプリで優勝するのは下手な(?)公式地方予選大会で優勝するより難しいと思っていますし、僕は優勝チームをリスペクトしています。
そして、置き物グランプリで優勝したチームにファンがついたり(!!)、優勝をきっかけにプロを目指すチームなどが出てきました。
いつかコロナ禍が落ち着いたときに置き物グランプリ優勝者の中からプロチームが出てくると僕は確信しています。
ヒーローが新たに生まれ、コロナ禍でもちょっとした熱が生まれました。ヒーローたちは他の非公式大会でも大暴れしています。
公式大会が開催できない今、ヒーローが産まれる場所、輝ける場所が一つ出来たことはとてもとてもとても嬉しいことです・・!
我々置き物グランプリ運営メンバーの モチベーションの根っこには何があったか
ーいうて運営メンバーは2人なのですけれどね!!!!
初代プロツアー王者の今池壁ドンズのリーダーであるわたくしと、2代目プロツアー王者のアラブルズのリーダーであるKEVINプロの2人で運営しています。色々理由はありますが、最大の理由の一つにご近所さんであることとか、2人ともパソコン使うことにそこそこ以上に長けてるとかいろいろあるんですが!
ーモチベーションの根っこは3つ!
●ーー1:おれたちモンストスタジアムがすき
自分たちのやっている競技は公平性ならびに戦略性において十分なものだと思っているし、なにより大好きなので、多くの人に見てほしい知ってほしいと思っている。
●ーー2:おれたちモンストのeSportsのシーンがすき
自分たちが活躍してきた場所だから、その場所が好き。だからこそコロナごときに潰されたくない、プレイする面白さを伝えたい。
●ーー3:楽しいことがすき
色んな人が楽しめる場所をつくることや、色んな人の発想を拝見したりするのが好き。大会運営と言う名を借りてVIP席で大会を毎回みさせてもらっているような感覚であり、大会開催や大会観戦がとても好きなんです。
つまり モチベの源泉は愛
ー要は好きだから成功させたかったし成功したとおもってます
もちろんもっと成功させる方法はあると思うけど、上見たらキリがない、1年目はこれで十分okでしょう!一旦置き物グランプリはビジネスじゃないので・・!(いつかビジネスしたいよ!マジで!!)
ーですが、今年、愛のない残念な事例を2件お見かけしました。でも、愛がないから成功しません。今からでも遅くないぞ、愛を持て。
大会に一番必要なのは、機材でも予算でもなく、愛なのでは・・?という少年漫画のような真理が見えた気がしました。
たとえ実況解説が有名人だろうと、立派なデザインだろうと、成功しません。絶対です。愛のない事例を拝見し初めて気がついた事だったので、とても大きな気づきになりました。ですのでこうして記事をしたためている次第でございます。
これはプロゲーマーとしての勘ですが、おそらくこの真理はモンストだけに言えることではなく、どんなゲームタイトルでも共通するのではないでしょうか・・なーーんて思ったので、この”こみゅりぽ”アドベントカレンダーを通じて、多くの人に知ってほしいとおもいました。
愛が足りていなかった事例その1:
配信者さんが大会を開催するも、参加者/ゲームへの愛がなさすぎて選手の怒りが爆発してしまった事例
ーモンストの大会は通信トラブルが起きがち
公式大会では、通信トラブルがおきないように、有線で行い有線用の端末を用意し、現地でプレイすることによって公平性を担保します。
ただ、オンライン大会となると色々なトラブルが起きがちです。(テスト配信とかほとんどの大会運営者はしてないでしょうバカめ)原因は運営側にあったりする場合もありますし、プレイヤー側にあったりする場合があります。
有利不利が発生することなので、トラブルが発生するたび再試合としたいところなのですが、負けているチームが意図的に通信トラブルを発生させる可能性もあるので、運営側は過去の判例や、その時々の試合内容からcase-by-caseで最も適切な判断をすることが強いられます。
基本的には選択肢として、再試合・条件付再試合・再試合無し の3択がほとんどです。
要は運営は 時に レフェリーにならなくてはならず、なくなく試合の結果に影響を与える判断を迫られることがある、ということです。
これらの判断は常に絶対に選手ファーストであるべきなのです。理由はクソほどシンプルですが”戦ってるのは選手だから”です。スポンサーとか視聴者とか運営とか関係ないんです。
この事例は、試合経験プレイ経験は0に等しく、観戦経験も浅い大会運営者さんが、トラブル発生時に、選手の意見を特に聞かずに 試合の結果を影響付ける決定をしてしまった事例 です。
モンストスタジアムのことが好きで、選手のことが好きだったら絶対にしない判断を繰り返し、参加者の不満が爆発してしまったようです。
ーー要は”好き”が足りていなかった。 というか無かった。
この大会は、選手のこともシーンのこともモンストスタジアムのことも好きじゃない。って参加者が感じてしまった のが原因ではないかと大変失礼ですが思いました。
なんでモンストスタジアムの大会を開催しようと思ったのかが第三者視点からでも見えてこない、大変稀有な事例です。
いうなれば、僕がポケモンカードの大会をYouTubeLiveで行うようなものです。ちなみにやったこともないですしルールも知りません。そんな私がポケカを好きなフリしてレフェリーすることのあるポケカ大会、出たい人はいますか・・?ピッピカチュー
愛が足りていない事例:その2:
他ゲーで有名な大会主催団体さまが「モンストのeSportsシーンはストリーマーに注目されていないから日本一にします!我々にはノウハウがあります!」などとプロチームにDMを送ってきた大変稀有な事例
ー相手見て物言えよ、バカヤロウ
どこの誰とも知らん方からDMが来たのですが「実感されているかと思いますが MonMONSTER STRIKE の競技シーンや競技選手はストリーマーに対して注目度が低い現状です。(原文ママ)」などと記載された怪文書が私のもとに届き、自分たちの作ってきたシーンを全くの他人にいきなりバカにされてて草生え散らかして蕁麻疹が止まらなくなりました。
「全ての活動を通して、●●●のMONSTER STRIKE のリーグを日本一のesportsリーグに進化させ、MONSTER STRIKEの競技シーンを世界一活発なシーンにしようと考えています。」とも書いてありました。(●●●は団体名)
笑っちゃいました。ごめんなさい。モンストスタジアムは世界に流通していません。
この時点でなんでこの大会を主催したいと考えているのか全くわかりませんでした。「この人たちはモンストが好きなの・・?モンストスタジアムが好きなの・・?」って
ー結果、プロチームは全12チーム参加しませんでしたが大会は無事開催されました。
配信を拝見しましたが・・先述したトラブルだらけでした。ただ!!トラブルはしょうがないことです、稀に起きます。ノウハウがあっても稀におきてしまいます。公式大会でも何度も起きています。
自分たちの主催する置き物グランプリでも起きてしまいます。ただ、起きてしまったときは、愛ってやつを用いて公平に解決しなくてはなりません。
この大会、通信トラブルの連続でそれが原因で勝敗のついてしまった試合が多々ありました。僕の主催する大会なら。公式大会なら、1000%再試合になるような状態で、参加選手が再試合を要求しても、「再試合は無し」の一点張りだったようです。
再試合ができない理由は色々あったと思います。放送尺や、判断材料になる知識量の欠乏・・いろいろな理由があったと思いますが “毎日毎日寝る間を削って練習してきた参加選手のことを考えたらそんな判断ができるわけがない”んです。
モンスト公式運営がそんな判断したら 俺は怒り狂って渋谷スクランブルスクエアに指定うんちカードを使用しますし、全身リンボーダンスで大炎上させて二度とモンストグランプリの出来ない身体にしてやります。でもそんなことにはならないんです、あの人達は選手のことが大好きだから!
選手や今までのシーンを考えたら、そんな判断しちゃだめだってわからなきゃだめなんです。俺たちが作って守ってきた公平性を勝手にだだくさにするなよバカカッパ野郎が!!って思いました。
ー話の本筋からずれますが、僕は怒っています
日本一のesportsリーグを目指す・・大いに結構ですが、こんな言い方傲慢かもしれませんが、出場チームのほとんどが置き物グランプリ育ちのヒーローたちなんです。
コロナ禍の1年で新しい風を一緒につくってきた ヒーローたちに向かって適当なあしらいをされると、無茶苦茶腹がたつんですよね。
娘を嫁に出したら、DVうけてる様子をYouTubeLiveで見せられたようなもんです。キララという名のお義父さんが怒っているということだけ知っておいて下さい。
愛のない主催者よ、聞け。
ーうちの娘達をなめんなよ
要はお前ら、自分では気がついていないかもしれないけど「モンストスタジアム別に好きじゃないです」ってアカウント名で大会開いているのと一緒なんだぜ。うちの娘たちをそれで喜ばせれると思いましたか?お義父さんが怒らないと思いましたか。
ー大会開催大いに結構!最高だよ。シーンのためになんでも手伝うよ。ただし、主催者に愛があれば、ね。
うちの娘たち、愛情たっぷりに育ってるから愛が足りねえとすぐ拗ねるんですよ。うちの子たちめんどくさいですよね、どっかの界隈と違って言うこと聞かないしRTもしないですから扱いづらいですよね。
ただ、めんどくさいと感じるなら、自分たちでヒーローを1から育成して、シーン作りに貢献してそこで大会をしなさい。
愛があるフリはまじで事故のモト
ー愛ってのは、別に無償の愛ことアガペーが必要ってことではありません 私利私欲にまみれていてもいいです
別に有名な配信者になりたい!とか 仕事で出世したい!とか上司に褒められたいとか 大会で成功してスポンサーから金がぶんどりたいとか そんな理由でもいいと思うんです。でも、隠すなよ。透けてんだよ。愛のないやつは。
儲けたい/有名になりたいなら全然それでもいい。ただ腹を割って話そうぜ。大会主催して人気配信者になって、大成功して人気YouTuberになりたい旨を参加者に語ろうよ。誰もそんなことで怒らないから。偽善で選手を騙そうとするな。
我々置き物グランプリは、恥ずかしながら愛は充分に用意したつもりですが、この大会をビジネス化できていません。開催するたびに時間か金というコストがかかり、減ります。
いつかはプラスになるような未来があったらいいなと思っていますし、それは常日頃から公言しています。スパチャをもらえば僕らはすぐにサウナにいきます。そこは腹わってもいいと思うんですよ。
全くシーンやモンストスタジアムを好きじゃない知らない人に「選手の生活を安定させたい シーンを盛り上げたい日本一にしたい」だの、に言われて信用できるわけがないでしょう。胡散臭さアンテナがバリ5で5Gですよ。
そこは「モンストスタジアムにビジネスチャンスを感じたので、低資本でミニマムチャレンジしてみたい ご協力願いたい」で良い気がするんだけどな。愛がないのは悪いことじゃないんだよ、愛があるフリすることがいけないんだよ。男女だってそうじゃないですか。
俺に愛はないけど愛してほしい。愛したフリしなかったらペナルティとか何様気取りだよ大会主催者になって神様にでもなったつもりかな。
大会をいつか主催したいあなたへ伝えたい
ーできれば愛を持とう
そのゲームのことやシーンのことを好きでいよう。好きじゃなかったら開催したいと思った気持ちを言語化しよう。それへの愛を語ろう。上司への愛、eSportsへの愛。YouTubeへの愛。なんでもいい。愛を持って、愛を語ろう。それが出来ないならやめとけ。たぶん誰も幸せにならない。
ー大会の作る世界観やゴールや未来のストーリーを、参加者と共有しよう
その愛を通じて変えたい世界の話や自分のなりたい姿を参加者に語りましょう。あなたが若くてそのシーンが好きなら”20年後に同窓会できるような大会“とかいいなぁって最近思う。おじリーグのプロレスを見て思いました。
他に!すごく素敵な事例を紹介したいです。
大会主催者ーーというよりIPホルダーとプロ選手の関係ですごい素敵だなと思ったのが、xflageSports(モンストプロリーグを管轄している俗に言う”運営さん”)が、プロ選手の一人が「プロポーズをした!成功した!」とツイートしたのを見てでしょうか、お祝いを送っていました。
僕は死ぬほど粋だと思いました。こういった素敵な関係を主催者と参加者で気付けたらいいよなー!なんて話をしてみてもいいと思うんです。
中立であるべき運営が、プロ選手にお祝いを送る・・こんな素敵なことあっていいんですか。
自分の継続企画に集いし選手たちと、どういう未来がつくりたいか さらっと語ってみたりするのは良い気がします。(聞こえてますかxflageSportsさん・・キララさんにモンデミー受賞おめでとうつってキャンピングカー送ってもらっても良いんですよ 元払いでお願いしますね)
出場者とのお互いにつくりたい信頼関係を作って、そして一緒に界隈を作っていく覚悟を伝えられることって大事だと思います。スケールは違えど愛を伝えろって話です。
ー参加者以上にゲームやシーンを好きになれなさそう 知識がつけられなさそうなら・・無理に好きなフリは絶対しないでおきましょう。嘘は玄人にはすぐわかります。その嘘で選手が冷めます
これはなにもeSportsの話にしなくてもわかりますよね。俗に言うヤグってる状態の話って冷めるよねって話です。
僕はサウナめぐりがめちゃくちゃ好きなんですが「あぁサウナいいよね〜!やっぱ熱いサウナで飲むオロポは最高に整うよね〜!しきじ・水風呂最高ぉ〜!整ったぁ〜!さあ明日は早起きして外気浴だ」とか言われたらそいつのこと一瞬で嫌いになりますもん。伝わりますか伝われば幸いです
eSportsに関わる者として、もっと愛が溢れた世界になることを願ってやみません。
ここまで、あまり振り返らずに一直線に書いてしまいました。漢字も多かったので読みにくかったと思います、ご清聴ありがとうございました。是非ここまで読まれた方は、好きな寿司ネタか中華まんをコメント欄にでもかいておいてください。
これ以上長くなってしまっては大変にアレですので、僕の好きなフレーズで〆させて下さい。
どんなときもどんなときも
僕が僕らしくあるために
「好きなものは好き!」と
言えるきもち抱きしめてたい
どんなときもどんなときも
迷い探し続ける日々が
答えになること僕は知ってるから
じゃあの