人生3回目の救急車
昨日、息子の学童にお迎えに行った帰りに、アナフィラキシーを起こしてしまい、人生3回目の救急車に乗りました。3回ともアナフィラキシーショックによる意識消失で、これまで2回は日帰りでしたが、今回は頭を強打したこともあり、入院となりました。
食物依存性運動誘発アナフィラキシー
私は普通のアレルギー検査では、まったく何も反応が出ません。ハウスダストも花粉も小麦も猫も食べ物も何もアレルギーがなく、それでも時々じんましんが出ることがありました。傾向としては小麦を摂ったあとに運動して体温上昇があると出ます。パンを食べただけでは何もなく、そのあと早歩きをするとじんましんが出る、という具合です。
そこで、小麦の詳細成分でアレルギー検査を行ったところ、ガンマグリアジンという成分で陽性が出ました。でも本当に軽いレベルの陽性。私の症状は、その軽い小麦アレルギーと運動が結びついて起こる、食物依存性運動誘発アナフィラキシーというそうです。
小麦禁止になりました
今回、14時に餃子を食べ、17時に10分程度歩いただけで意識消失にいたりました。パンやラーメンを食べたわけではなかったことと、3時間も経っていたことから、完全に油断していました。
息子を小学校にお迎えに行き、帰りに症状が出てきて、途中で休憩しました。自分の症状を軽く考えていて、しばらく座っていたら治ると思ったからです。でもだんだんひどくなってきたため、夫に電話。まずは息子が道路に飛び出さないようとにかく見ていてくれる人がいたほうがいいと思いました。その時点でもすぐに症状は引くと思っていました。5分くらいで夫が到着しひとまず安心。「早くおさまれー」と思いながら座っていましたが、心拍音が耳に鳴り響くようになり、「寝転がりたい」と言ったあとの記憶がありません。気づいたら目の前に夫と息子の顔。夫の話によると、座っていて突然真後ろに倒れ、頭を強打したとのことでした。まったく覚えていませんが…。
夫が救急車を呼び、初めてエピペンを打ちました。病院でとりあえずの点滴を打ち、深夜に急変する可能性もあるかもしれないとのことで、一泊入院となりました。頭部強打のため頭のCTもとってもらい、コロナのこともあるため胸部もCTをとりました。特に異常はないとのことでひと安心。一晩中、点滴と心電図でたくさん管がありましたが、ある程度眠れました。
何事もなく朝になり、特に体調の悪さもなかったので退院してきました。お医者さんは、小麦を摂ったら一日運動しないでとのことで…。基本的に小麦は食べないほうがいい、とわかってはいても、私たちの食生活は小麦に支えられている面も大きいですよね。夫からは小麦禁止令が出ました。
医療機関の方々へ
コロナ対応に追われてらっしゃるところ、本当に申し訳ありませんでした。事故や病気と違い、アレルギーの原因もわかっていて注意深く過ごせばアナフィラキシーは防げます。それなのにこのような事態になり、お恥ずかしい限りです。対応してくださった方々、本当に皆さまご親切で、ありがとうございました。
気づき
夫は私を責めるばかりで私の心配を特にしないということがわかりました。
今回、初めてスマホから投稿してみました。読んでくださり、ありがとうございました。