9/28、29の東京旅行

今週は土日に東京に旅行に行き、あんまり映画観れてないので、旅行日記でもダラダラ書いとく。

9月28日
朝5時半起床。
僕は毎回安いのでトーキョーブックマークでチケットを取るのだけどその分、新幹線の指定時間が人の少ない早い時間に設定される。
最寄駅まで車で行って電車でまず京都駅まで向かおうとするが、ここでトラブル発生。
新幹線のチケットを部屋に忘れているのが発覚。電車乗る前に気づいたので車で家まで戻る。こんな事もあろうかと一本早い電車を設定しといて良かった。自分の間抜け具合は自分が一番分かっているので、抜かりはないぜ。

なんとか新幹線に乗る。車内販売のコーヒーとタマゴサンドが美味い。販売員のお姉さんも可愛い、横揺れ防止の為に幅を広めに歩く姿が素敵。

先程のチケット忘れで焦り過ぎたせいか無駄に興奮して全然寝れないまま東京駅着。

今回の旅行の目的の一つである上野国立科学博物館の恐竜博を見るべく上野駅に移動。恐竜博の目玉のデイノケイルスとパンダのコラボの、でかいオブジェがお出迎え、可愛い。

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そして今回助かったのがトーキョーブックマークのスペシャル特典として上野の美術館や博物館や動物園を回れるパスポートが付いていた事。しかも特別展である恐竜博にも使えるという太っ腹ぶり、ありがたや。

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そして東京国立科学博物館で開催中の恐竜博へ向かう。チケットの列がすでに凄い長さだったが僕はパスポート持ってるからな、さっさと入場ゲートまで行くぜ。
しかし入場ゲートでも凄い人で並んでいる、まず入るまでに15分かかる。
会場に入ってからも当然凄い人で殆ど動けないけど、音声ガイドを聴きながら見て回る。

恐竜博1個目の目玉であるデイノケイルスという前足の化石しか見つかっていなかった恐竜の正体が明らかになり、その全身骨格を世界初公開しているという展示。

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↑これしか見つかっていなかった時期はデカイし爪長いし凄い肉食恐竜じゃないか?とか予想されていたらしいけどフタをあけてみたらカモノハシみたいな顔の雑食恐竜だったのだ。

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他にも日本で発見されたムカワリュウの展示や、ジュラシックワールドシリーズ最強の恐竜としてお馴染みモササウルスの展示など恐竜好きにはたまらない展示が沢山。

個人的には恐竜が絶滅せずに進化を続けていたらという事を真剣に考えたらこうなったという恐竜人間の展示が映画好きとしてはたまらんものがあった。というかこないだのアイアンスカイで見たやつだ。ジュラシックワールド3は多分この恐竜人間VSクリス・プラットになるんじゃないかなぁと予想。

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そんなこんなで人混みに揉まれながら特別展の会場から移動して地球館と日本館を見て回る。

相変わらずデカイので全部回るだけでも息が上がる。一個一個見てたら一日が終わるので散歩の様に回っていったけど、十分楽しかった。
お土産屋で恐竜博の図録だけ購入。なんと百姓貴族でお馴染み荒川弘先生の書き下ろし漫画とか入っている豪華っぷり。家に帰ってガッツリ読むぞ。

ここまでで13時過ぎ。これはのんびりしてたら時間だけが経ってしまうし、正直気力と体力が持たないしさっさと回るぞと心に決める。

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次に向かったのは東京国立博物館。広さだけで言うとおそらく上野で一番デカいんじゃないか。
入場ゲートを通ってイオンモール位の大きさの建物が3つ広い土地に並んでいる様子を見て思わず息を飲む。これ全部回るの無理じゃないか、、、

結局本館と東洋館のみで気力と体力が尽きる。美術品が映画でよくあるドラッグ描写みたいにグルグルしている。

その後国立西洋美術館へ移動。ここのレストランで少し遅めのお昼ご飯。優しい味のクリームパスタがとても美味しかった。

このままここで展示を見ようと思ったけど、近い所を回っていくより興味の強いものから先に回っていく作戦に変更。
上野の森美術館でやっている永井豪展へ。

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これも結構混んでたけど人の流れに付き合っていたら時間かかってしょうがないので意識的に早めに回る。僕は永井豪作品で一番好きなのはデビルマンなのでそこだけ重点を置いて見たのだけど、正直ここまで多作な作家だと思わなかった。今更だけど普通にビックリ。
改めて時代劇系のヤツとかも読んでみたくなった。

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作品量半端ない、、、 

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次は上野動物園へ移動。

が入り口での長蛇の列に引いてしまったので、隣の東京都美術館へ変更。

ベルベット・バズソーでトニ・コレットを殺したヤツに似てるオブジェがお出迎え。

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こちらは「伊庭靖子展 まなざしのあわい」という展示だけフリーパスで入れるので見てきた。絵画なのだけど写真を見ている様な不思議な感覚の作品。あと一つ一つの絵の大きさが単純に大きいのでとても迫力があって見ていて気持ちよかった。

もう15時過ぎになりさっきより空いていたので動物園へ。
シャンシャン見たかったけど50分待ちという事でやめる。とりあえず散歩がてらウロウロする。

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次に西洋美術館へ。
展示品も面白かったけど、それを集めた松方幸次郎物語の説明が波乱万丈過ぎて面白かった。

夕方になったので池袋のホテルへ移動する。
ここまでの上野回りに関してはフリーパスで全部見てるので実質タダ。おそらく5千円以上得をしているはず。ありがたい。

ホテルでチェックイン。隣にレーザーIMAXの映画館があったけど今回は行く時間なし。
ベッドに寝転がり天井を見ていたら1時間程経過する。

新宿に移動。
がどさんとけんすさんと飲む。割と3人とも観てる映画が揃わないのが面白かった。来月以降の期待作も盛りだくさんなのだと改めて確認。
僕の熱意が足りず「スタートアップガールズ」を布教出来なかったのが残念だ。

ホテルに戻り寝る。前回はお化けが出るんじゃないかとヒヤヒヤしと寝つけなかったが、今回は一瞬で熟睡した。

9月29日
8時半起床。
毎度恒例の朝食バイキングへ。
食べられるだけ食べた。美味しかった。


一旦、東京駅まで行ってキャリーバッグを預ける。
そういえば前回大きめのスポーツバッグに着替えとか入れて来たけど、キャリーバッグの快適さ半端ない。とにかく移動しやすいし、持ち上げないでいいから腕や肩や首にダメージが来ない。買ってよかった、ナーメテーター


そこから電車に50分程乗り鵠沼海岸駅下車。
シネコヤさんで映画を観る。
前回も来たのだけど本当雰囲気が良い映画館で貸本屋とパン屋も一緒にやっている。
貸本コーナーにはキネマ旬報が過去50年分位の数置いてあるので昔のヤツはどれを読んでも面白い。
今回は黒澤明ロングインタビューの回を読む。撮影用の馬は借りるより買って調教して撮影終わったら売った方が安上がりなんですよ、という話が面白かった。

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上映作品は「さよなら、退屈なレオニー」。京都だと京都シネマ案件で100%見逃すヤツだと思うけど、観れてよかった。エイスグレードとは何もかも真逆のアプローチの青春映画でとても爽やかな作品。

また気力があったら感想書きたい。

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映画の余韻と共に海の近くを散歩。良い天気。

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その後、東京行ったら必ず行ってる東京都写真美術館へ移動。

今回は「TOPコレクション イメージを読む」という展示で、TOPコレクションは東京写真美術館が元々収蔵している作品をテーマに合わせて展示するシリーズらしい。

当然のように錚々たる写真家達のオリジナルプリントが並んでて思わず拝みたくなった。

個人的には写真学生時代に何回か写真集を見てた川内倫子さんの作品が今見ると生々しく生や死を切り取った写真の凄さを明確に感じれて、前よりずっと好きになった。今後は写真展もっと積極的に通おうと思う。

そんなこんなで、帰りの新幹線の時間が近づいて来たので東京駅に移動。新幹線の中で駅弁買って食べようかとも考えたけど、朝食バイキングからほとんど何も口にしてないので空腹が限界で近くの蕎麦屋でカツ丼と蕎麦のセットを食べる。今回東京で食べる最後の食事、美味しかった。

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そんな感じで新幹線に乗り今回の旅行は終了。
前回行き当たりバッタリで無駄な時間が多い旅行だったので、今回はまあまあ有意義に使えた感じがする。
あとこうやって記録しとくと次の旅行の計画を立てるのにも役立ちそうだし、また旅行行った時は書こうと思う。単純に映画の感想みたいに何も考えず書けるから楽だし。

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