11/18 U-NEXTで『オッペンハイマー』、『ザ・ペンギン』
おはようございます。
先日、あーだこーだを経て、えいやっとエアコンを発注。
楽天で、ダイキン「うるさら」20畳用2024年モデルを買ったところ、U-NEXTの1か月無料視聴が付いてきました。
コレ、3度目です。この分では、永遠にU-NEXTに入会しなくて済むかも。
Amazonの有料で見ようと思っていた『オッペンハイマー』、U-NEXTの1000円ギフト券を使って、399円で観ました(結局無料)。こういうのワタシの中の関西系の血が騒ぐんですよね~。
それはさておき、やっぱりクリストファー・ノーラン監督作品。『オッペンハイマー』も1度観たくらいでは理解できない。ムズカシイのに中毒性があって、2度3度と見てしまうノーランマジック。ワタシの場合だと、『インターステラ』『インセプション』『テネット』なんか何回みたか覚えていません。そして、いまだによく分からない、とほほ。
さて、ノーラン監督はよく(ワタシの大好きな)キリアン・マーフィーを起用してる。ワタシの中ではバットマン『ダークナイト』のスケアクロー役。キリアン、ヴィランが似合うわ~。
ヴィランが魅力的な作品は間違いなく面白い。
しかし、原爆を開発したストーリーなので、後半日本に投下される前後のシーンは、戦争を知らない世代であっても、なんともいたたまれないヒリヒリした感覚が湧いてきました。原爆体験は日本人のDNAに刻まれているのだなぁ、と。
そして、いまでこそものの見方の多様性は多々あり、最近はあり過ぎて、かえって混乱という事態にもなっていますが、オッペンハイマーのなかでの変化や周囲の見方などにグサッとくるものがありました。
おりしも昨夜、兵庫県知事選挙で斎藤元彦氏が再選を果たしました。
もともとが「魑魅魍魎妖怪跋扈する世界」の話ではありますが、ますます現実世界が劇画化してきたような……。価値観が変わるターニングポイントのひとつになったでしょうね。かくのごとく、いとも簡単に、昨日までのパワハラが正義の味方になるような世の中に生きてるワタシタチということでございます。ようやく我々日本人にも、個人の意識が芽生えるときが来ようとしているのやもしれません。
『ザ・ペンギン』全8話、こちらはドラマなんですが、1話ごとがまるで映画、それも極上の。特殊メイクの技術にも圧倒されますが、ホントにあのコリン・ファレルか?というエグいまでの役者魂に脱帽です。
で、図らずもバットマンシリーズつながり。
これまでも『ジョーカー』など、本作をしのぐほどのスピンオフ作品はありましたが、また新たに本作品がその上を行きました。
「スゴイから見て下さい」としか言えません。
どんどん醜悪なペンギンが愛おしく見えてくる。生きる悲哀、そして、ラストの「まさか、そう来るか」の衝撃さ加減は2024年ダントツ1位。
バットマンシリーズのヴィランごとのスピンオフ作品を作ったら、大変なことになりますなぁ。コレを観ちゃうと、もはやコレ以下では満足できなくなるでしょうし、ね。
はたして創造は無限大でしょうか。
『オッペンハイマー』も『ザ・ペンギン』も素晴らしかった。
けど、よき作品を観れば観るほど、身の回りの自然にこころ惹かれていくようにも感じます。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
寒さが本格化するらしい今週、からだのサインを見逃さずご機嫌元氣に参りましょう。