9/11 ブラジル「3%」4シーズン・ネットフリックス
おはようございます。
近ごろ完走したネットフリックスドラマは「3%」、ブラジルのドラマです。ブラジルドラマは初めてだったかも。
普段聞きなじみのないポルトガル語の響き、シーズン4まで見ていると、なんだか聞き取れそうな感じになります。字幕見てるから分かるだけなんですが、ある程度耳慣れするんでしょうね。
最初のころは韓ドラの「イカゲーム」みたいな展開、「プロセス」という選抜方式によって参加者の3%だけが島(楽園)に行ける。イカゲームと違うのは「20歳」が参加条件なんですね、だから若い。子どもたちは幼いころから荒廃した大陸から逃げ出すために、プロセスを通過するための訓練をしてるわけです。
服はボロボロで、街も家も乱雑極まりなくて、どうしようもない状態が描かれていますが、(いや、こんな状態でも清潔に身ぎれいに暮すヒトもいるはずだ)と思うのはワタシだけでしょうか?
まぁ、それはさておき、このドラマ、主人公がいるようでいない。ってか、あんまり魅力的な人物がいない。感情移入できるヒトが一人もいない。やなヤツばっかりでイライラする。なのに、なのに最後まで見せるってのがスゴイんです。
プロセスいわゆる試験シーンはハラハラドキドキさせてくれます。
ここでズルをするヤツとかまさかの大逆転とか、いろいろな見せ場がある。
カンタンな正義は通用しない、矛盾を抱え込んだまま、なんとか折り合いをつけていくってのが未来に通じる道なのかもしれません。
昔のような勧善懲悪はもはや通用しない時代ということです。
だから、柔軟に「あれもある、これもある」発想や、猫の目のようにくるくる変わる変わり身の早さも要る。正義なんか時代で変わるんです。
近未来SFなので、そのつもりで観ればかなり面白い。見ていてスマホのない世界はなにかと不便そうに感じてしまうけれど、スマホがなくても生きていけるジブンでいよう、とも思いました。
水のつくり方とか、火の起こし方、食べられる植物の見分け方とかも、ね。
それにしてもブラジルはこんな作品作ってるんですな~。
衣装が悪目立ちとか、無理やり辻褄あわせとか、突っ込みどころは満載でも、途中下車させないパワーがありました。
世界各国のドラマでちょっことずつでもお国柄(の一端)を知る、悪くないと思います。
韓ドラに飽きたことで、いい意味で世界が広がったようにも思います。
なんでもものごとには両面があって、単純にいい悪いではなんですね~。
で、今は遅ればせながら「ストレンジャー・シングス 未知の世界」を観ています。なるほど、さすがに面白くて中毒性があります。
あのウィノナ・ライダーが母親役で出てるのが嬉しい。
下記写真は博多山笠の山車、真田幸村です。日本ドラマの話題作も見るんですが全部途中挫折してしまうのはなぜだろう。
酷暑が続きますが、ご機嫌元氣に参りましょう。