糸島ショローのお出かけ日記・武雄編
武雄神社
朝、起きた瞬間、そうだ武雄に行こう!と思ったんである。
普段からこうした衝動を無視しない。
体調もよく、何の予定もない、となれば、これはもう行くしかない。
長年、ずーーと武雄市図書館に行きたかったのだ。
武雄市図書館、本好きとしては一度は訪れたい場所ではなかろうか?
糸島に越して来月で1年、そろそろ九州のドライブに慣れてきたし、ね。
グーグルナビだと、我が家から武雄市図書館まで車で1時間弱。
平日で車も少なく、武雄市まではスイスイ、あっという間だった。
まずはお約束の産直市、武雄温泉物産館で地元野菜など、軽くお買い物を済ませる。切り花コーナーがお店の三分の一くらいを占め、みなさんもれなく花を買っているのにちょっとびっくり。武雄市民は花好きが多い?
お目当ての武雄市図書館に行く途中で、武井神社・武雄の大楠の案内版があったので立ち寄る。神社は狛犬目当て、そして巨木好きなんである。
※後日、ハロー狛犬紀行もアップ予定。
武雄の大楠
神社の左手に、大楠への道があった。
道幅も広い石畳は歩きやすい。
両脇の竹林も整備が行き届き、木漏れ日が明るい。
大きさが分かりにくいかと思い、たまたまお一人でいらしていた女性の後姿を写真に入れてみた。いや、これでも巨大さは伝わらないっすね。行って見るのが一番。
武雄市図書館
さて、いよいよお目当ての武雄市図書館。
2000年に建てられた図書館、2013年に改修工事をして、現在の建物に。
当時の武雄市長が、東京・代官山のTSUTAYAに感銘を受け、スタジオアキリさんが設計したそう。
TSUTAYA、スターバックスが併設され、従来の図書館のイメージを覆したため物議をかもしたらしいが、今はコレ普通じゃん、って感じである。
第一印象は居心地がよく、長時間過ごせそう。
ユニフォーム姿のスタッフが本のプロっぽいこと。
外観の風景がうまく活かされていること。
邪魔にならない音楽が流れていること。
分野別に個人の書庫風なつくりになっていて、画一的でないこと。
曲線と木の香り、温もりがうまく調和していること。
センスのいいちょっとした小物、武雄名物が買えること。
スタバックスを楽しめること。
トイレが機能的で美しいこと。
ちょっと困ったこととしては、エレベーターの場所が分かりにくかった。
セルフカウンターでバーコードがうまく読み取れなかった。
貸出期間が15日間(図書館としては一般的)しかない。
返却に来れない場合、ヤマト便(800円くらい)で返却する方法があったが、それなら地元の図書館にリクエストするわ。
TSUTAYAで、ツバメノートと厚手のゴム無しソックスを購入。
ワタシ的には、それなりに楽しい武雄市図書館であった。武井市民がうらやましいぞ。
武雄温泉の楼門
東京駅などを設計した辰野金吾の作。
ここに4つの干支があり、東京駅に8つの干支、合わせて12干支になるんだとか。
先日、行った旧唐津銀行も辰野金吾の設計。
この楼門はそれとは、ちょっと趣が異なるけれども、目を惹く魅力があることには変わりない。
おまけ
ランチは楼門ちかくの定食屋で済ませた。
楼門前の豆腐専門店佐嘉平川屋の豆腐コースは、1時間半かかるとのことで今回断念。
「思い立ったが吉祥寺」で計画もなしに飛び出してきたので、こちらの豆腐料理コースは次回のお楽しみとして残しておこう。
武雄市図書館ではスタッフ募集中、ちらとこころが動いたけれど、働きだしたら衝動的なお出かけができなくなるので諦める。
さて、次はどこに行こうかな?
続く
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