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1/21 子どものころ飾っていた絵

おはようございます。
雨模様の日曜日、散歩に行けそうにないので、床のワックスがけで汗をかきました。ワタシの場合、からだを動かさずいにいると体調がよろしくない。家事を真剣にやるといい運動です。

さて、玄関に飾っていた写真をしまって、グリーンに変えました。
この子、玄関外に置いていたらしおれてきたので、中に入れたら復活した。
家の中に緑があると、「暮らしを大事にしている感」が出るように思います。葉っぱを拭いたりすると、さらにいい。

リビングの壁によしもとゆかりさんの「春を待つこころ」を飾りました。

今の時期にぴったりな絵だと思います

季節によって、絵を替えるようにしています。
無意識に視ているものからの影響は侮れないと思うからです。ちょっとだけ季節を先取りしたもので、からだに「もうすぐ春ですよ」とサインを出す。それによって、からださんが準備を始めます。

からださん、実は一度にバッと変わるわけではなく、右から、左から、頭から、上半身から、とかいうように、左右差、上下差などいろいろな変化の仕方があるらしいんですね。
特に冬の縮こまっているからだが緩みだすときの変化は大きい。
いわゆる「季節の変わり目」に体調を崩しやすいのは、この変化を指す。あらかじめからだが来るべき季節に対応すべく、変化しているのだと思えれば、不調ではなく順応と捉えられるでしょう。

もっとじぶんのからだを信頼すべきだと思うんです。
順応を病氣にしてしまうのはもったいない。
一生懸命にがんばってくれているからださんに申し訳ない。
ですから、絵を変えることはからだへの前触れでもあるわけです。
当然、氣持ちも変わります。

小学生のころ、部屋に飾っていた絵は何だったろう。
記憶を頼りに昨日ネット検索したところ、ゴッホの「アルルの跳ね橋」でした。
小学生だったワタシは、ゴッホの絵が好きだったのか。
それにしても有名な「ひまわり」ではなく、跳ね橋か~。
明るく、生き生きした生活感も感じる作品だった。


想い出したもう1枚は帆船の絵。大海原を快走する帆船の絵で、毎日毎晩この絵を見ていたように思います。
鈴木政輝の「帆船」に似ているのですが、こちらはいまひとつハッキリしません。
雄々しく勇ましく、波をかき分けずんずん進む、そんな絵でした。
この絵が、小学生のワタシを励ましていたんでしょうね。

そうそう、家が変わる事情が出来て、ワタシの部屋も変わったのです。
日の光がいっぱいだった部屋から、古くて暗くて寒くて汚い部屋に移ったのが当時なんとも悲しかった……。でもだれにも、なにも言えなかった。
むき出しの梁が見える天井に、そこに貼っていた新聞広告があって、これは眠っている子猫の写真。「こころ豊かな木の住まい」というコピーまで覚えています。
せめて、倖せそうな子猫の写真でも見て氣を紛らわせようとしていたものか。

それ以降飾っていたものは、変遷が多すぎてあまり記憶にありません。

大人になり自分の家を持つようになって、少しずつ好きな絵を買ってきました。初めて買った絵は銀座のボザールミューから。藤田嗣治の猫の絵、これは今も寝室にかけてあります。個展を見にいって、画家の方とお話しするチャンスも増え、絵も増えていきました。
聖蹟桜ヶ丘、代打橋、千駄ヶ谷、那智勝浦と引っ越す度に、手離したものもありますが、今手元にあるものは最期までいっしょかな、と思います。

今になって、子どものころに飾っていた絵を思い出したことの意味。
雨の日曜日、ゴッホが跳ね橋を描いた背景などひも解いてみようかしらん。

ではでは、今日もご機嫌元氣な1日を。

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