2/2 華流沼
おはようございます。
華流、中国ドラマを見始めたのはつい先週のこと。
ネットフリックスの『鳳凰の飛翔』(全70話)を一氣に見るのはさすがに無理で、ちょこちょこつまみ食いをしています。
最新の現代ドラマをいくつかチラ見したところ、ストーリー展開がまるで韓国ドラマだったり、全体の色調がチープだったりで視聴を中止しました。まだ金脈にたどり着いていないので、掘るしかないんですが。
ただ現在の中国が、ワタシのイメージしていた「中国」とはまるで変っていて正直驚きました。実は「昭和の日本」くらいかと思ってた。一部はまだそうかもしれませんが、都市の姿は東京と変わりません。いやはや勢いのある国はスピード感が半端ないです。
さて、そんな中での華流作品です。
手あたり次第を止めて的を絞っていこう。
となると、やっぱり重厚、豪華で、オトコたちの世界を描いた史劇系がいい。
手がかりは『鳳凰の飛翔』で主演のチェン・クン。
かなりの吸引力、その妖艶なこと、特にプライベート場面のロン毛姿が怪しいほどの美しさ、オトコの色氣がダダ漏れでございます。
だれかに似てるなぁ……。あ、本木雅弘だ、モックン。
そうそう、イ・ドンウクにも似てる、文句のない美形。
シブい、ちょっとくすんできたあたり、あんまり若くないとこが絶妙。
47歳、イケオジグループですね。
シブオジ期間限定とでもいいましょうか。
美少年の美のような儚さとは違って、イケオジたちは生き延びたしたたかさを持っているので、安心して見ていられる、ここがまたいい。
よく「作品は監督やシナリオ作家で選ぶと外れがない」と言われますが、ワタシはミーハーなのでまずはビジュアルからです。
さてさて「チェン・クン」出演ドラマを追っていきましょう。
評価の高かった『風起隴西』。
どうやらスパイものらしい、これは面白そう。
Amazonプライムビデオでさっそく視聴開始。
Amazonプライム得意の「1話無料、2話目から有料」というパターン。「エンタメ・アジア」14日間無料があったので、これを活用することに。2週間で視聴完了できるか、ワタシ。
さて、第一印象。
『鳳凰の飛翔』をフルカラー、極彩色としたら、『風起隴西』はモノトーン、水墨画のイメージです。どちらも作り手の並々ならぬ熱意が画面から伝わって来る。
ところが、登場人物がチェン・クン以外、みんな同じに見える。
自慢じゃないが、ワタシは昔から猫の見分けはつくが人の顔を覚えられない。ましてや字幕の外国ドラマ、歴史背景の基礎知識すらない。
うむむ~、わけわかんないまま、第1話終了。
しかし、「当たりをひいた」ことは分かっている。
大体、氣になる作品は2回、3回見る。最近だと『環魂』、ちょっと前だと『秘密の森』。そうしてやっと「そうゆことだったのか~」となるのがワタシの視聴パターン。
じぶんに合わない作品は2度と見ない。だから、分からなくても継続して見続けるというのは「当たり」なんです。
そういや韓ドラ『奇皇后』のときもそうだった。長編にも関わらず、突っ込みどころ満載にも関わらず最期まで完走した。ということは、ワタシにとってはいい作品。
ここ数年韓ドラ視聴していて、オノレの傾向として、見たくなくなる要素がハッキリしてきました。
どうやらヒロインが学習しない、部屋が汚い、のがダメ。
同じ間違いを繰り返すとか、氣が効かないバカっぽいヒロインが嫌いです。不潔な環境、食べっぱなしの状態も見たくない。さらには食べ方が汚い、食べ物を残す、箸の持ち方が変なのも苦手。ピンヒールを履いてのよちよち歩きも嫌い。リアルな手術シーン、暴力シーン、ゾンビものも見たくない。
とはいえ、それらをも覆して見続けさせる作品があるとしたら、その要因はいったい何か。
いくらご贔屓の俳優さんが出ていたとしても視聴中止する作品はありますから。ってことは、ワタシは俳優のファンではなく、ドラマファンなのか。
『風起隴西』の感想はまた書きます。
ではでは、今日もご機嫌元氣な1日を。