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2/2 大寒氣に備える節分
おはようございます。
今日は節分ですね。まぁ、我が家は節分らしき行事はしませんけれど……。
茨城の寺に暮らしていたころは、母が「しもつかれ」を作りました。
茨城や栃木の郷土料理で、鮭の頭と大豆、根菜、酒粕を煮込んだ料理。
小さいときはちっとも美味しいと思わずにいましたが、ショローになったらちょっと食べてみたいと思います。
ヒイラギの枝にイワシをぶっ刺したものを玄関に飾ったりもした。
鬼が来ませんように、という意味だったのか。
豆まきのあとは掃除が大変。
節分の晩、境内の「十三夜堂」にお参りに来る方たちに、紙袋に入れた甘い炒り豆と普通の豆をお渡しする。私はこれを作るのを手伝っていました。
日が暮れると、母はお堂で、どんどんどんどん大太鼓を叩く。
あれは邪祓いだったのか、なんて今さら思います。
自宅の豆まきを終えた人たちがぞくぞくとお詣りにくる。
お堂に上がってお茶を飲んだりみかんを食べたりする人もいる。
近所の方々のお詣りが終わって、お堂から母が戻るのは10時くらいだったでしょうか。
ワタシはお堂から石油ストーブやお茶セットなどを家に運ぶのを手伝う。
そのとき、やけに星がクリアに見えた思い出があります。
極寒の時期、母はホントにようやるなぁ、大変だなぁ、と。
今行事めいたことをほとんどやらないのは、小さいころの寺行事がいやでしょうがなかったけれどやらざるを得なかったからかも、です。
母は母なりに一生懸命に寺を盛り上げていこうと頑張っていました。痛々しいと思えるようなときもあった。その分の期待がワタシに向けられのだと思います。結局、ワタシは20代はじめに寺を飛び出し、母の期待には応えませんでしたねぇ、ふふふ。
さて、明後日あたり大寒氣が来るらしい。
さいわい出かける予定はない。
お籠りできるように食材の買い出しにだけ行っておこう。
ジグソーパズル、ゴッホのマイクロピースに挑戦し始めましたけれど、これは超難解です。ピースの形種類が少なく、小さいので微妙な角度が分かりにくい。ゴッホの油絵は線が少なく色だけが頼り。手がかりが極めて少ない。
それでも根氣強くやれば完成はさせられるとは思います。ただ、疲れる。
そんな折、草間彌生パズルが届き、すぐに開封。
おお、これはいい。
ゴッホのあいまいさから、バッチバチ線手がかりたっぷりの草間に切り替えたら、アゲアゲ氣分になりました。
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苦行ではなく楽しいことをやるための糸島生活ですもん。
執着なんぞは捨てて、即歓びにジャンプでございます。
ではでは、今日もご機嫌元氣でありますよう。
ありがとうございました。