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7/13 「ハロー狛犬紀行糸島・鎮懐石八幡宮」

おはようございます。
車を走らせながら、いつも氣になっていた「鎮懐石八幡宮」。
なんと読むのだろう?
「ちんかいせきはちまんぐう」でした。
思い立った昨日、雨が止んだタイミングで参詣。
久々のハロー狛犬紀行です。
そもそも「鎮懐石」の由来とは▼

<鎮懐石の伝説>
約1800年前の仲哀天皇9年(西暦200年)、神功皇后(息長足日女命)は応神天皇を懐妊しながらこの地を通って戦地に兵を出された時に、卵型の美しい二個の石を肌身に抱き、出産の延期を祈って御腹と御心を鎮懐(しずめ)られた。
願いは叶って帰国後、宇美の里で応神帝をご安産なされた。
帰路、神功皇后が経尺の璧石を、子負ヶ原の丘上にお手ずから拝納されてより、世の人は鎮懐石と称してその奇魂(くしみたま, 霊石)を崇拝するようになった。
鎮懐石は皇子産石(みこうみいし, みこうぶいし)とも呼ばれ、長い歴史の中で子宝・安産の信仰が受け継がれてきた。

鎮懐石八幡宮HP

こちらの狛犬は1対のみ。
まずは口の中に玉をくわえている阿形。

唐獅子阿形、口中に玉。

玉は高貴なものの象徴、そして、その球が口の中にあるということは、「虚言妄言をするべからず」との戒めだとか。

一般に「こまいぬ」と呼ばれる左右一対ですが、正式には左手、口を開けている阿形が中国の唐獅子、右の口を閉じている吽形が高句麗の狛犬なんだとか。こちらの一対は大きさも姿も堂々たる風格でした。
毎日、ここから海に沈む夕陽をご覧になっているのかしら。

TOP写真の猿田彦石碑。
小さくて思わず「うそ、かわいい」と口にしてしまった。
大きさは30㎝くらい、ほんとに小っちゃい。

それから、触るとひんやりすべすべの「願い石」。
コレは「いつまでも撫でていたい」と思うような手触りの石です。多くの人たちの掌と祈りのパワーを交換していたからかもしれません。

斜めの石橋、地味ですがこの技術はけっこう凄いんじゃないでしょうか。
分かりづらいですが、この橋、微妙に斜めになっているのです。

城壁状の高台に位置する鎮懐石八幡宮からは眼下に海が見渡せ、夕陽の名所だそう。
HPには美しい夕陽写真がいっぱいだ。
がしかし、基本日が落ちてからは出かけないショロー、はたしてここからの素晴らしい夕陽を見ることはあるのか。

思えば、ここ伊都の国は神話のふるさと。神武天皇が上陸した紀伊半島から、糸島に移住したのもなにかの縁かしらん。

ではでは、今日もご機嫌元氣な1日でありますよう。

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