11/9 ショローの外食日記・蕎麦「すみくら」
おはようございます。
久しぶりの「すみくら」さん、我が家から歩いて5分という近さゆえ、「行こうと思えばいつでも行ける」と、こころのどこかで思っているのでしょう。
2年前移住当初は行列覚悟のお店でしたが、今はいい感じに落ち着いて、フラッと行って座れるお店となっていました。
相変わらず庭の手入れが行き届き、窓からの眺めも素晴らしい。
天然木の椅子やテーブル、室内の壁や床といった空氣感も蕎麦を食べるにふさわしい清々しさ。
お料理は、他ではあまりお目にかかれない素敵な器で供されます。
TOP画像の「七山卵の玉子焼き」、お出汁が効いてふんわりとした食感のなかに卵の持つエネルギーを感じる一品。この卵焼きの下に、なんとアーガイルチェック(斜め格子模様)が隠れていたんですよ。独特の形状と深い渓谷のような色合いも相俟って、実に印象的かつモダンな器でした。
あとでお聞きしたら茨城の「笠間焼」とのこと。めったに思い出さない生まれ故郷の名を聞いて、「あらまぁ~」なのでした。
見るからに美味しいと分かる。
左手の蕎麦豆腐も滋味深いお味で、丁寧なお仕事に感服です。
蕎麦湯の器を撮り忘れましたが、これまた素敵なフォルムと色味でした。
昔なら蕎麦と日本酒がセットでしたが、今は蕎麦だけで十分満足できます。
近所に居心地の良い、こんな名店がある倖せ。
わざわざ遠くまで行かずとも「すみくら」がある。
いつか運転ができなくなっても、歩いて行ける場所に美味しいお店があることはショロー希望の灯となる。
いくつになっても希望の灯は絶やさずにいたいものです。
今日もご機嫌元氣な日にしましょう。