1泊24万円の部屋に泊まった話
日光旅行の記録として、前回は東京から出発しお宿に着くまでを書きました。
こちらの後半として、今回はお宿とお土産についてです!タイトルからして超超贅沢な旅行なのですが、全て夫のおかげです……ありがとう…!
夫、念願のリッツカールトン日光
今回宿泊したのはなんとなんとなんとリッツカールトン日光。超庶民派の私からしたらリッツカールトン?高級なホテルよね?くらいのボヤボヤなイメージですが、1泊20万円というのだからびっくりです。
今回はその金額を払ったのではなくポイント宿泊しました。夫はリッツカールトン含むマリオット系列が大好きなので、日頃からBonvoyのクレジットカードを使ってポイントを貯めています。ポイント宿泊だとまだ手が届く範囲でした。
そして今回から会員レベルがプラチナエリートになっていたので、グレードアップしていただきもともと予約していたお部屋より中禅寺湖がよく見えるように。(これで1泊24万円に……)
ここまでなんかめっちゃ普段からリッチなヤツみたいな書き方をしてしまっていますがリッチなのは夫で、私は借りてきた猫のように「脚を開かないように上品に座ろう」とか考えていました。笑
24,000円のディナー
夫はたまにとち狂うのですが、「このディナー食べよ😄」とサイトを見せてきたときには目ん玉が飛び出るかと思いました。
にまん、よんせんえん……しかもひとり当たりやないか……
夫がとち狂う原因はストレスからくるときもあれば、ここは全力で楽しまねば!というときもあり、今回は後者です。なぜならリッツカールトンは夫が夢にまで見たホテルだったから。
かつて大学生だった夫は、別のリッツカールトンでアルバイトをしていました。この頃からラグジュアリーなものに興味があったのだと思います。
そこでイジワルなおばさんにイジワルをされて、絶対にこのホテルに泊まる側になってやる!と決めたのだそう。10年もしないうちに叶えてるのだからすごい。
そしてディナーは本当に素晴らしかった。こういうのは味だけでなくてサービスやそのときどれだけ心がリラックスしていて、どんな話ができたかも含まれます。
義実家に帰ったときから頭の片隅にあった、子どもについても話すことができました。(逆にそこで話すんかい)
私は緊張しいでパニック症状も持っているので、外食するのは得意ではありません。ですが食事も残すことなく全ていただくことができました。「気持ち悪くなったらどうしよう」など考える隙もない、パニック障害の自分を忘れることができた瞬間。
朝の露天風呂
朝食は朝8時半にお部屋でいただく予定だったので、7時半に起きて足早に大浴場へ向かいます。
リッツカールトン日光は、リッツカールトン唯一の温泉があるホテル。お部屋のお風呂も素敵ですが、これは大浴場も行くしかない!
内湯に浸かってから、露天風呂へ向かいます。外は雪が積もっているくらいだからとっても寒くて、ヒートショックになる!と慌てて湯に浸かりました。できるだけお湯の中にいたいから、顎がつくくらいまで浸かってぬ〜っと移動する。誰もいない、しんとした静かな時間。
ここに来る前に過ごした義実家での日々を思い出す。
やっと緊張しなくなり、たくさんお話をした。本当の娘だと思ってるよ、と夫と同じように接してくれた。そんな家族がいて、私のことを大事に大事にしてくれてこんなところへも連れてきてくれる夫と出会えた。私は本当に幸せもんだな〜。
と考えていたら時間がギリギリになってしまいダッシュで部屋に戻ります。
お部屋で朝食
朝食は値段変わらずお部屋食にできたのでそうしました。夫の洋食も美味しそうでしたが、私はだ〜いすきな和食をチョイス。朝からお刺身、、なんて贅沢なのかしら。
お部屋で気を遣わずじっくり美味しくいただきました。おひつに入っていたお米3杯ほど、全部食べた。
昼食ミスった
昼食も前日のディナーと同じ場所で。外に出たくなかったし食べたかったから予約をしたのですが、これはめちゃめちゃに失敗だった。なぜなら
①豪華な朝ごはんでお腹が一向に空かない
②行きのタクシーで運転手さんに「帰りのほうが険しいから気をつけてください」と言われていた
……無理だ!入らない!パニックのトリガー「気持ち悪くなったらどうしよう」をガンガンに引き、ほとんど食べることができませんでした。山を降りてから食べるべきだったー!
ほとんど食べていないのにドッキドキの中、帰りも優しい運転手さんでおしゃべりしていたらいろは坂は終わっていました。ありがたや。寄りたかった日光人形焼のみしまやさんで降ろしていただく。
お土産1:みしまやの人形焼
お土産を調べていて、絶対に食べたい!と決めていました。中はあんこがぎっしり、生地はもちっと。とっても美味しかったです。
お土産2:日光彫の手鏡
その後駅に向かう途中で日光彫のお店を見つけました。木や和の雰囲気が好きなので、素敵だな〜と見ていたら椿が彫られた手鏡から目が離せず。鏡がなくいつも洗面所でメイクをしていたので、丁度いいと思いお迎えしました。
その後母から「誕生日祝いが送れてなかったから」と、偶然にも同じ金額のお祝いを振り込んでくれていて。この手鏡は母からのプレゼントになりました。
好きなことが分かってきた
夫についてくるだけの日光旅行。それでも行きたいところや食べたいもの、くまなく楽しく調べる日々を振り返って、これは自分のひとつの才能だなと思えました。そしてこうやって残すことが、私が物事を選択し生きている証になるのかな〜と。
今年もたくさんときめいて、たくさん記録しよう。