艦これ企画:艦これのユーザー企画「カットインコンテスト4」を開催しました
はじめに
この記事は2023年11月に開催した艦これのユーザー企画「カットインコンテスト4」について、あれこれ書いています。今までこういう記録は残してきませんでしたが、自分の考えなどをまとめようと思っています。どんなことを考えて企画運営してるんだろう?って気になってた方に知ってもらえたり、艦これのユーザー企画をやってみたい人の参考になればなぁとか思って書きます
カットインコンテスト4の方針
カットインコンテスト1~3までは明確な方針のもと企画運営をしてきたのですが、第3回大会の閉会式で第4回大会をやりますと発表した後、実は困っていました。第3回大会まででだいたいやりたいことをやってしまって、アイデアがありませんでした。
正確に言うと、ぼんやりと階級を増やそうというアイデア自体はありました。実際第3回大会のアンケートでも●●みたいな階級はどうですか?という意見も複数ありました。
覚えてる方がいらっしゃるかわかりませんが、第3回大会の閉会式で第4回大会やりますって発表したスライドは、「O」が4色で示されていて、当初は4つの階級で行うことを想定していました(ヘビー級、ライト級、無差別級、特殊級)
が、イマイチピンとこない…で、第3回大会からスタッフとして手伝ってもらっている四尻ソナーさん、Niwakaさんに相談しました。
で、ここでNiwakaさんから、「艦種をランダムにしてみたら?」というアイデアをもらいまして、それを基に「艦種」と「カットイン種別」をランダムに決める「ランダム級」を決めて、任意参加としました。
継続して参加して自分の練度が上がったか確認したいライトユーザーはそのままヘビー級、ライト級が楽しめる。ちょっと味変を楽しみたいヘビーユーザーには、任意参加のランダム級があるという形になりました
というわけでアイデア先行で本来逆ですが、「カットインのライトユーザーとヘビーユーザーが両方楽しめる大会にしよう!」という方針で行こうかなと自分の中では固まっていきました
企画サイトについて
企画サイトについては、上記にすでに貼ったカットインコンテスト4のサイト経由で、過去のカットインコンテストの企画サイトにも飛べるので、その変遷を見ることができます
ベースはカットインコンテスト3のサイト構成にして、2か所を修正しました
出走報告フォームへのリンクを、参加者受付終了まで開放しない
賞品一覧ページを独立させる
1は、第3回大会では面倒がって最初から出走報告フォームを解放していたんですが、参加者申請の際に数名間違えて出走報告フォームに提出していた人がいたためです
2は、第3回大会のサイトでは配信者ページの下の方に記載していたのですが、どこに商品一覧があるかわからないといわれたので、独立させました。最初から独立しとけよと思われそうですが、第1、2回大会は1ページでサイトが完結していたので、そのフォーマットのまま拡張したからですね
参加者一覧について
今回、参加者のアイコンを追加しました。参加者一覧表の狙いは、参加者に興味を持ってもらって、そのチャンネル登録者数やコミュニティのフォロー数が増えていくことだと思っています。なので、名前だけじゃなくて、その人を表すアイコンが表示されていた方が、だれかわかりやすく、参加者に興味を持ってもらいやすいんじゃないかなと思ってこういうフォーマットにしました。
1つ課題をあげるとすれば、このフォーマットのベースは第3回大会から使っているのですが、配信者参加者と視聴者参加者を別タブで分けています。が、シートが違うのを気づいてもらえていないのでは?と感じる時が多々あったので、第5回大会は配信者、視聴者でタブで分けずに統一しようと思っています
余談ですが、スプレッドシートの名前欄の長さ、これはある参加者の名前の長さを基準にして決めています。これを私はある参加者の名前を取って「世界基準」と呼んでいます
賞品について
賞品については、ベースは第2回大会から基本変わっていませんが、ランダム級1位でWebMoney2,000円分を追加した代わりに、空母最大ダメージ賞と潜水艦最大ダメージ賞をなくしました。残してもよかったのですが、あまり個人で出す賞品総額がインフレし続けるのもよくないし、空母と潜水艦の最大ダメージは装備差が大きくて、誰もが狙える賞という感じではなかったので無くしました。
また、リスナー賞という、リスナーが応募してWebMoneyをゲットできるという賞も無くしました。配信者を3人見て、点数を記入して応募すると抽選で1,000円分もらえるというものでしたが、応募者数が少なかったので…
全員が工夫を凝らして面白い配信をされているので、ぜひいろんな配信を見てもらいたいと思ってリスナー賞を設定していたのですが、なかなか応募者数が増えませんでした。何かアイデアがあればまた復活するかも
スポンサー賞について
今回はスポンサー賞が歴代で一番多かったです。えらいことですよこれは…
スポンサー賞の受付をする際、特に禁止事項などは設定していないのですが、「運営事務局の主観で決めてください!」とか、Googleスプレッドシートの関数で計算できないようなスポンサー賞は差し戻ししていました。事務局の負担が大きすぎるのと、主観で選ぶのは、「本当にこれでいいかな?」って思って自信が持てないのも理由としてあります
開会式について
開会式は基本的に過去のカットインコンテストと同じ流れで行いました
合計時間は約2時間40分。自己紹介から賞の紹介までで約1時間、選手紹介で約1時間、ルーレットとデモンストレーションで40分ほどでした。当日は水分を用意するのを忘れていたので後半だいぶ喋るのがしんどかったですw
個人的に、2時間くらいに抑えたいと思っているので、二時間半越えはちょっと許容しがたいですね。次回はもう少し短縮したいですが、参加者紹介は削りたくないので、最初のルール説明とか、賞の紹介を何とか短縮できないかなぁ…
余談ですが、開会式や閉会式などのスライドはVisual Studio Code+Marpという環境で作っています。正直、Markdown方式で高速でスライド作成できる環境じゃないと、200枚以上作るのは自分にはしんどいです
出走&報告期間について
出走の計測確認は四尻ソナーさん、Niwakaさんと分担しているのですが、時間の許す限り色んな参加者の配信を見ました。1位を目指すために最善を尽くす人、お気に入りの艦娘で1位を狙う人、コンセプトをもって大会参加してくださる人、配信画面で工夫を凝らして参加してくださる人と今回もバラエティに富んだ配信で、どの配信も見ていて楽しかったです。ありがとうございます
閉会式について
いつも長すぎるとアンケートで言われてしまう閉会式ですが、今回は2部制を採用しました。順位発表と賞品授与を第1部に、統計情報や珍プレー好プレー、走者へのコメントを第2部という構成です。配信者も視聴者も聞きたい人が多いであろう内容を第1部に置くことで、早く寝たい人は1部で大まかなことがわかるようにしようという考えでした
が、ちょっとこの考えは甘かったなと反省しています。見たい人は全部見たい人が多かったみたいなのと、第1部が長すぎた(約3時間)ことです
特に賞品授与でスライドとスプレッドシートを行き来するのに時間かかった気がするので、今後はスライドに集約していく方針にしようと思います…
認定賞について
カットインコンテスト2から出走してくださった方全員に贈呈している認定賞ですが、今回はフォーマットを大きく変えてみました
カットインコンテストも開催が4回目となり、回数も増えてきましたので、過去の点数と比較できるように折れ線グラフを掲載したり、皆さんがX(Twitter)で呟く際に、スマホなどで閲覧する人が多いかなと思って縦長の画像にしたりですね
認定証、第2回大会の時に、こんなに参加者多いのに、全員に賞が贈呈されるわけじゃないっていうのが申し訳なくなって始めましたが、喜んでくれる人が少しでもいると嬉しいですね
ちなみに、認定証はGoogleスプレッドシートで作成して、その後Pythonで作ったスクリプトで加工して作成しています
おわりに
今回も盛り上がった企画となりまして、主催としては本当にうれしい限りです。特にランダム級は任意参加で、味変を楽しみたい方が半分くらい参加されるかなぁと思っていただけに、95%に近い人が遊んで楽しんでくださったようで、成功したのかなと思っています。ルーレットの結果はめちゃくちゃでしたが
まだまだ課題も多い企画ですので、今後もブラッシュアップして、よりよい企画にしていきますので、カットインコンテスト5も楽しみにしていただければ幸いです
もしカットインコンテスト4や、以前のカットインコンテスト1~3について、「ここはどうなの?」って質問などが多ければ、追加で記事書く可能性があるかも?
謝辞
今回の企画も参加者の皆様、スポンサーの皆様、スタッフの四尻ソナーさん、Niwakaさん、視聴者の皆様のおかげで楽しい企画になったと思っています。
今回もYouTube、ニコ生、Twitchから多くの人が参加してくれてうれしかったです。特にVTuberの参加者が増えて、個人や企業に関わらず多くのVTuberの皆様に参加いただけました。ありがとうございます
また今回、海外提督の参加者が多くなったのは、海外提督のWasiさんに海外提督の集まるコミュニティで逐一宣伝していただいたおかげです。ありがとうございます
スポンサーの皆様には、今回も多くの賞を出していただきましてありがとうございます。企画が盛り上がったのもスポンサーの皆様のおかげです。
スタッフの四尻ソナーさん、Niwakaさんには、計測確認だけではなく、いろんな場面で助けていただきました。もうお二人なしにはカットインコンテストは開催できない規模になっているので、今後ともよろしくお願いいたします
視聴者の皆様も、色んな配信を見ていて、楽しんでいただけたみたいでうれしい限りです。初参加やまだ提督歴の浅い方にアドバイスしていただいてる方や同じルールで実際に計測してくれた方、一緒に盛り上がってくれた方など、コメントから楽しんで頂いているのが伝わってきて、今回も開催してよかったなと思えました
皆様、今回も本当にありがとうございました!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?