トビウオみたいな雲と月
書いてばっかりの日々から、
書いて歌っての日々へと移行しました。
昔より苦手意識はなくなってきたけれど、
それでもレコーディングはあまり得意じゃない。
狭いブースに篭って自分の歌と向き合う時間は、
すっぴん寝起きで鏡を突き付けられるような気持ち。
それでも、いや、それゆえに?
完成した時の喜びはひとしお。
だから、がんばる。がんばるのみ。
今日の日暮れ前の空。
あたしにはこの雲がトビウオに見えた。
だけど、明日にはイカに見えるかもしれない。
明後日には閉じたパラソルに見えるかもしれない。
1ヶ月後にはきせきのつるぎに見えるかもしれない。
受け取り方なんて、気分次第で変わるものだ。
新しい曲たちは
どんな風にあなたに届くのだろう。