フォルケホイスコーレ(IPC)渡航事前準備・持ちものリスト【2019】
デンマークのフォルケホイスコーレ、International Peoples college(以下、IPC)に滞在するにあたり、日本にいる間に準備しておくべきこと・持ち物をまとめました。なお、情報は2019年夏当時のものです。
年度によって変わることも十分考えられるので、詳細は学校のホームページを確認、不明点は学校に問い合わせることをおすすめします。が、日本語情報があまりになく私自身困ったので少しでも参考になれば幸いです。
こちらの生活は楽しく、安全です。少しでも不安が解消されることを願って。
航空券の購入
私はターム終了後もしばらくヨーロッパに残る可能性があるため、行きの航空券のみ購入しました。往復チケットを買ったほうが安いこともありますが、片道だけの航空券購入は可能です。生徒の7割が往復チケットを買っていて、3割が片道だけ買っている印象。
▼ はななの場合
行き:ターム開始日の1日前にコペンハーゲン着の航空券を購入
※ 到着当日はコペンハーゲンのホステルに滞在
帰り:ターム終了後もしばらく滞在予定のため帰りの航空券は買わず
海外保険の加入
海外保険は入っていたほうがいいと思います。デンマークの場合、ビザを取得できれば到着後にイエローカード(健康保険証)をもらえるので医療費は無料になりますが、下記のリスクはあるので大事をとって海外保険に加入しました。
- 飛行機の遅延・変更
- 空港預託荷物の破損・遅延
- 私物の破損(故意でなくても誰かに物を壊されたとき自分でコントロールできない)
なお、クレジットカードの海外保険は下記の制約があるため万全とはいえません。(下記は楽天カードの場合)
- 自宅から空港までの交通費または海外旅行代金を該当クレジットカードで購入しないと適応にならない
- 適応期間は出国日から3ヶ月のみ ※ カード会社によって期間は変わる
海外保険は検索した当時もっとも安かったtabiho(ジェイアイ傷害火災保険)にしました。前述の通り医療保険はあまり心配ないので最低限の金額に設定しました。
海外利用可能なクレジット/デビッドカードの契約
デンマークは電子マネー社会です。海外で使用できるクレジットカードやデビッドカードを持っておきましょう。私は無駄遣いがすこぶる怖かったので、日本で使っていたクレジットカードを1枚持参しつつ、新たにデビッドカード機能&海外ATM引き出し可能な「ソニーバンクウォレット」を契約しました。ソニーバンクウォレットは引き落とし時にすぐメールで通知がくる&アプリで残高をすぐに確認できるので重宝しています。
参考記事:
外貨預金カード 海外旅行で現地通貨をお得に準備
海外での支払いに外貨預金利用 為替手数料ゼロ
余談ですが、海外の一部地域ではクレジットカードから情報を抜き出すスキミングという犯罪が巧妙におこなわれている…と耳にしたので、念のためスキミング防止カードを買いました。安いのであって損はありません。
SIMカードの解約
IPCは最低でも5ヶ月デンマークに滞在することになるので、日本で契約していたSIMカードは解約しました。
持っていった荷物
スーツケース(大/25kgくらい)+大きめのリュック(7kgくらい)で行きました。重量制限については、使う航空会社のサイトをチェック!
私が日本からデンマークへ持って行ったものは以下の通りです。
※スマホ、財布、パスポートなど日常的に絶必なものは書いてません
◾︎ 絶対に持っていくべきもの
赤字になっているもの(薬・防寒着)です。夏始まりのタームにしろ冬始まりのタームにしろ、寒い時期は越さなければならないので防寒着は必須です。特にユニクロのウルトラライトダウンジャケット、ヒートテックは重宝しています。
薬は必ずご自身に合うものを持っていってください。前述の通りデンマークではイエローカード取得後に医療費が無料になりますが、正直病院のシステムはかなり使いづらいです。相当重症でない限り、通院後すぐには薬をもらえません。(薬処方のハードルが高い)
日本滞在中にかかりつけ医で薬をもらうか、飲んだことのある市販薬を購入することをおすすめします。なお、市販薬については以下の記事が参考になりました。
参考記事:
【医師直伝】 実は市販薬にある『医者が出す風邪薬』全リスト。【2019年最新版】
◾︎ 持っていって正解だったもの
黒太字のものです。バスタオル・ドライヤーは学校にもありますが、有料です。
あとはビタミンDの錠剤。冬は日照時間が短く、日光から取れるはずのビタミンDが不足します。ビタミンDが不足すると疲れやすくなったり気分が沈みやすくなります。北欧諸国では「冬季鬱」という言葉はメジャーなようです。暗い冬を乗り切るためにビタミンDの錠剤を持っていけると安心。日本のamazonやドラッグストアで手に入ります。
反対に夏は太陽の日差しが強いので、肌が弱い人は日焼け止めを持って行きましょう。
◾︎ そんなに必要なかったもの
服
服は迷いどころですが、各季節1週間着回せる程度の枚数を持っていけたら十分です。(後述してますが洗濯の頻度が1週間に1回くらいのため)
(女性のみ)生理用ナプキン
デンマークのスーパーで手に入ります。質もそんなに悪くないです。繊細な肌質の方は日本からできるだけ持ってきたほうが無難。
「絶対に持っていくべきもの」以外はほとんどデンマークでも買えます。ただやはり全体的に物価は高いので、日本の100均で買えるもの、日本クオリティで安心なもの(家電など)は持っていった方がいいかもです。
学校(IPC)にあるもの
wifi
wifi完備です。たまに繋がり辛い時もありますが、全室使用可能です。真偽はわからずですが、「100人同時にYoutubeを見ても大丈夫」らしいです。そのため学校内にいる時はインターネット接続にまったく困りません。
ただ、外出するときや近くの外国にいく際はインターネットが使えないと随分不便なので、SIMカードの購入をおすすめします。デンマークのセブンイレブンで買えます。データ容量によりますがどれも大体月額1,000円前後です。(私は「Lycamobile」を購入しました。問題なく使えているのですがトラブルがあった際の対応があまりよろしくなかったので、「Lebera」をおすすめします。)
洗濯機
学校内にランドリールームあり。3つの洗濯機を使用可能です。1回あたり15DKK(約250円)かかるので、みんなだいたい7〜10日に1回まとめた洗っている印象です。
学校のオフィスで専用のランドリーカードを購入して、金額をチャージして使います。ランドリーカードはキャッシュ・クレジットどちらでも購入可。
リネン類
布団カバー、枕カバー、シーツは学校で支給されます。しかも2〜3週間に1回リネン交換の機会があるので汚れない限り自分で洗濯する必要はなし。非常に快適な睡眠がとれます。
結論、そんなに心配しなくて大丈夫
所感、そんなに物要らなかったです。基本的に生活に必要なものはほとんどデンマークで手に入ります。物価が高いのは事実ですが、スーパーは比較的安いです。シャンプー(ロレアル)は500円くらいで買えますし、服はセカンドハンドショップ(古着屋的なもの)で安く購入できるし日本よりおしゃれです。
できるだけ身軽に、心配しすぎず飛び込んでみてください。素敵な旅・滞在になりますように!