じゃんけんが苦手だ
学校があると、グループやペアでの活動でよくじゃんけんをする。もちろん他にも 日常の中で多用されるじゃんけんなのだが。
私はじゃんけんが苦手だ。
じゃんけんが苦手だなんて、グー チョキ パー のどれかを出して勝負の決まる、至って簡単なゲームではないか。と思うかもしれないが、嫌いな理由は複雑で、わたしが複雑というのは 様々な細かいストレスがあるということだ。
まず、じゃんけんをした時に、勝ち負け、もしくはあいこかを判断するだろう。その時だ。複数人でのものはもちろん、一対一であっても、その判断に人より少しだけ 時間がかかっていまう。あいこなら、ある一定のリズムで繰り返されるじゃんけんだが、それなりに頭を回しても、周りの反応に頼る時がある。
他に、一体一のじゃんけんなら、何度もじゃんけんをした時 何となく相手の法則性みたいなものに中途半端に気づいてしまう。かといってそこから勝ちに持っていくところまでは咄嗟にできないが、ただ無意識に長々と続くあいこを避けようとする。
ここで、さっきのように 私は物事を瞬時に判断できない身だ。頭がこんがらがった先、迷いのある手が出てしまうのだ。それが時に後出しのように見える時もある。そんなことをやってしまう自分に、心の中でため息が出る。そして、何故かじゃんけんに疲れが生まれる。
他にも理由はあるのだが、そんなことに気づいてからは、何となくじゃんけんを始める時は、出すものを適当に決めておく私である。
私のこう瞬時に判断のできないことは、じゃんけん以外の部分にも現れていて、例えば突然通りすがりの先生に挨拶された時、急に視界に入ってきたものだからと、ワンテンポ遅れて返すはめになる。だから はっきりと相手に私の返事が届いているかが 分からない。
挨拶すらすぐに返せないなんて、そんな私って一体どうなんだと考えることがあるくらい。
この頃、そんなこんなで集団の中に混じっていると、色々と考えることが増えてしまう。だからまた、すぐ緊張する私が戻ってきたみたい。心を落ち着かせ、自然体でいることが、これら解決になるかもしれないとのことだ。
あなたはじゃんけんが得意?
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?