黒猫りんの物語世界3
3、りゅうちゃんとの再会
白と黒、表と裏、闇と光、陰と陽、どんな物にも正反対の何かがあるのだとすれば、心の正反対は体だろうか。
心は見えないし触れられないけれど、体は触れられる、目にも見える。
目に見えるようになった、言葉や行動として現実化されたものからしか、心はうかがえない。
体は心をうつす鏡のようなものだと思う。心もまた体と一体で、合わせ鏡のように、お互いを映し出しながら存在しているようなイメージだ。
その体も心も、どちらも大事で、関連しあって成長し学びながら、生きてい