唐突に東京に行きたくなって始発の新幹線に飛び乗ってみた
前回の奄美大島旅行ではゆっくりとした時間がいいなんて振り返っていましたが、今回はとんでもなく唐突で慌ただしい半1人旅の話を。
親友が土日で東京周辺で遊ぶという話を聞き、さらには日曜日に約束していた人が体調不良になり、突然暇になってしまったことがきっかけとなった。
そして金曜日は朝まで遊ぼうなんて予定してたもんだから、土曜日は予定を入れてなかった。
普段から予定でいっぱいだったこともあって、久々の暇な土日を利用するしかないなと考えた時、どうしても勢いだけで東京に行きたくなってしまった。
それでは、今回もまとめて振り返りますので写真だけでもお楽しみください。
1日目 茨城(つくば)観光
遊び疲れて帰宅するかもしれないなと思いつつも、旅行の準備をリュックに詰め込んで土曜日の朝まで友人らと盛り上がり、結局そのままのテンションで始発の新幹線に飛び乗ってしまった。
宿もない、東京に着いてから何をするのかも決めていないノープランっぷりに慌てるよりも、とりあえず眠すぎてしばらく新幹線内で爆睡。
到着1時間前くらいに目が覚めてまず宿を予約をしようとやっとホテルを探し始めた。
東京に行きたいという衝動と共に、どうしてもJAXA筑波宇宙センターを見学したかったので、1日目はつくば市を観光することにして、無事に宿を確保することができた。
初めてのつくばエクスプレスを利用して(エクスプレスって名前だから特急券がいるのではないかと勘違いしていた)、つくば駅からバスを利用して目的地に10時過ぎに到着。
大阪から来てるはずなのにまだ10時…??って感じだった。
ちなみにJAXA筑波宇宙センターの展示コーナーは基本無料、見学ツアーのみ事前予約で大人料金500円必要。
あまりにも唐突すぎて見学ツアーは予約いっぱいで残念ながら参加できなかったが、まあこんな感じでつくばに来れるならまた来ればいいかときっぱり諦めた。
宇宙兄弟が好きで、正門に入るより前から少しだけ見える建物に見たことあるやつ!!とテンションは既にMAX。
正門を通ってすぐに見えたロケットにも大興奮してから展示コーナーへ移動した。
展示コーナーに関しては興味のあるなしの振れ幅が大きいと思うので軽く。
JAXAの研究の軌跡をたどる感じなので、衛星の発展についての解説が主という印象。
ただ専門としてなくても説明文や展示物が豊富で素人でも十分に楽しめてかつ勉強になる。
あとはショップの宇宙食の種類だったり、ピンバッジやフィギュアなどの商品が多くて厳選するのにも時間がかなりかかってワクワクしっぱなしだった。
当日予約できる体験コーナーもあるので整理券をゲットして参加すると職員さんが展示コーナーの解説もしてくれて、1人では着目できていなかった細部まで紹介してくれる。
そんなこんなで3時間弱ぐらい堪能して、筑波宇宙センターをあとにした。
次に行く場所を決めていなかったので付近に博物館がないか調べたところ「地質標本館」があるらしい。
地学に関する知識はほぼ皆無だけど、石を見るのは好きだったので徒歩で向かうことにした。
びっくりしたのが地質標本館の見学も無料だったこと。
無料だからと展示物が少ないわけではなく、むしろこんなに石や地学について解説してる博物館はそうそうない気がする。
地学オタクではないから全国の博物館を把握はできていないが、石好きのお子さんがいる人にオススメかも。
地学標本館の前には「サイエンス・スクエアつくば」という産総研の研究技術が紹介されている施設もあり、これもまた見学無料。
産業技術のショールームということもあって少し難しめの多くの研究内容も砕いて解説されていて、これもまた面白かった。
バスの時間もあったので軽くしか見れなかったけど1時間ぐらいもあれば十分に楽しめるかな。
バスに乗ってつくば駅に戻ってくる間に道路をぼーっと眺めてると初めて訪れたはずなのに見たことがあるような気がだんだんしてきて、「あれ、これMIU404のロケ地では????」と思い、ググってみるとビンゴ。
これまでで一番好きなドラマということもあって、そろそろ疲れてたはずなのにそれどころではない(笑)
つくば駅についてお腹を満たしてからロケ地であろうスポットを探して汗だくになりながら道路の端から端まで走りまくってなんとか写真に収めることに成功。
大好きなロケ地で雰囲気を味わうこともできたことに大大大満足し、ほぼ休憩なしで体力は尽きかけていたこともあり、ホテルに移動。
ホテルの最寄りが「万博記念公園駅」で大阪の万博記念公園へ遊びに行くときに茨城県の同じ駅名が候補に出てきてて紛らわしいとは思っていたが、まさか制覇できるとは。
駅前にはどうやら岡本太郎っぽいオブジェがあって怪しい場所だな…と近づくとまさかの岡本太郎本物の作品だった。
チェックインを済ませてゆっくりし、スマホを確認すると後輩から連絡が来ており、どうやら同じタイミングで東京に来ていたらしく、明日が暇とのこと。
東京では朝からラーメンが食べられるお店が多いので朝ラーメンを食べようと約束をしてから、もともと約束していた友人ともお昼にラーメンを食べる予定を立てて1日目を終えた。
2日目 東京観光
朝7時30分に板橋駅に集合して向かったお店が7時から開店している「きたかた食堂」。
東京なのに喜多方ラーメンかよって感じだけど、福島に行ったときに食べられなかったのと朝から醤油であっさり食べられるかなと。
スープの濃さもあっさり・こってりが選べることができて、セットの本鮪漬け丼も美味しかった。
そしてお昼までお腹を空かせたいなと軽く東京観光をしようとまず築地に向かった。
東京へ行くとどうしても築地に行きたくなるが、今回は食べ歩きをした(結局ここでも食べてしまった)。
そして次に徒歩で東京タワーに行けそうだったので訪れることにした。
梅雨が明けたのではと思うくらいにカラッと晴れて汗だくになりつつ歩いていると、東京タワーに向かっているはずなのに目の前に大きなお寺が現れた。
アプリを確認するとどうやらお寺(増上寺)を突っ切って行けそうなので、ついでに寄っていくことにした。
何も調べていなかったが、どうやら徳川家のお墓らしく教科書で見たことのある多くの将軍が眠っていた。
日光東照宮には家康が眠っていたし、15代全員のお墓を見てみたい気もする。
東京タワーにも無事にたどり着いて少し涼んでから集合場所である再び板橋駅へまたまた徒歩で向かった。
どうでもいいけど、板橋と新橋ってややこしい
お昼に約束していた友人、朝から遊んでいた後輩と私のバイト先が同じで、合流してから3人でお昼のラーメンを食べることに。
お昼は銀座駅近くにある「むぎとオリーブ」というお店で魚介系スープに歯ごたえのあるしっかりとした麺、豊富な具材が美味しかった。
ラーメンを食べてから後輩とは解散し、友人と「日本未来科学館」へ向かった。
初ゆりかもめで車窓からレインボーブリッジやフジテレビを眺めているうちに最寄り駅に到着。
上野の博物館より体験できるコーナーが多く、子どもを連れてくるにはもってこいの施設。
子供も多く精神年齢が引っ張られて童心に戻って様々な展示物を楽しむことができた。
日曜日の午後ということもあってかなり混雑していて、次に来るときは平日にゆっくり見学したいかな。
最後にお寿司を食べたいという話になり、前々から気になっていたお店に向かうと満席で新幹線の時間もあって泣く泣く断念。
衝動的に東京に来れるならお寿司のためだけで東京に来れたりするのかなと思ったりも。
時間も迫っていたのでまたまた東京に来たのに??というチョイスにはなったけど、シンガポールチキンライスもかなり美味しかった。
最後に(つくばを観光するなら他の観光地は諦めかもしれない)
あっという間に2日間が終わって最後の最後まで今大阪じゃなくて東京にいるの…??って感じだし、しばらくの間はエスカレーターの立ち位置にしっくりこない日々が続いた(笑)
2日間通して思ったけど、コロナの流行が落ち着いて旅行先の人が増えた影響でじっくりと時間をかけて観光することが難しくなり少し残念な気もするけど、こうやって多くの人が自由に動き回れる日々が戻ってきたのも嬉しいので複雑…
あと!!!!!!!!!
見出しでも書きましたが…皆さん茨城県の路線図を調べてみてください。
茨城県って牛久大仏や偕楽園などの観光地があるのにつくば市からのアクセスがあまり良くなくて…
なぜかつくば市はつくばエクスプレスのみで牛久に行くには電車だと1時間、バスだと40分程度。
つくば市内の研究施設が豊富ということもあってつくば市から他の観光地に行くとなると絶望的に時間が足りない。
もちろん複数人でレンタカーを借りるなら話は別ですが、公共交通機関を利用する方々は注意が必要かもしれないです。
それにしても茨城県って広いですね。
行けてない場所がさらに見つかる2日間で最高だったので、またすぐにふらっと旅に出たいなと。
次はご当地グルメの写真を撮れるよう頑張ります!(笑)
今回も長文を読んでいただきありがとうございました!!!!!!!
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