なのはな

忘れない為に、思った言葉を綴っていきたいと思います。

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はじめまして

活字が読みたい、ふとそう思って本屋さんで気になった小説を買った。 元々本は好きではあったけれど、社会人になってからあまり文学に触れる機会もなく、もう10年以上が経っていた。そんな私が久しぶりに本を読みたいと思ったのは、多分最近の出会いがそうさせているのだろう。 この私の中に起こっている変化を、少しずつ自分の言葉で綴っていけたらと思い、noteを始めることにした。誰かに読んで欲しいとか、そういうことではなくて、私自身の気持ちの整理というか、備忘録というか、活字に触れてそんな

    • 文字と音楽

       久しぶりに、本当に久しぶりに携帯小説を読む。あれ、今は携帯小説って言わないのかなあ。  短い話から少し長めの話まで、通勤電車のたった30分を非日常に引き込んでくれる。そんな時間が私は好き。    文章にするのはあまり得意ではないけれど、文章を読んでいるとふと色んな思いが混ざる。物語は、経験できない感情を連れてくる。  登場人物に感情移入して、怒ったり笑ったり、恋をしたり。こんなにも色んな思いを経験できるって凄いよなあと、改めて思ったり。  また全然違う話なんだけれど

      • あけましておめでとうございます

        2024年。令和6年。 もう令和になって6年になることに驚く。時の流れが年々早くなってない? 2023年は、私にとって継続と挑戦の年だった。 2022年の夏から続いているダイエット、2023年もずっと継続することができた。目標まであと少し。今年達成したいと思っている。 それから、好きで勉強していた星空のこと。星空準案内人の資格を取ってから、なかなか先に進めなかったが、ようやく去年正案内人の試験に合格し、無事星のソムリエとなることができた。少しずつ、星のお仕事も増えたらい

        • クノシンジさんのワンマンライブに行った話

          シンガーソングライターのクノシンジさん。 私が彼の存在と、彼の音楽を知ったのはもう15年近く前のこと。 当時高校生だった私は、ある動画サイトで作業用BGMを漁っていた。 『デトロイト・メタル・シティ』という松山ケンイチさんが主演をされていた映画を観に行ったことがきっかけで、あのポップでお洒落な音楽たちに見事にはまってしまったのである。(知らない方はもし良かったら調べて欲しい。デスメタルと可愛い音楽の融合、そして松山ケンイチさんの演技が好き) そこから、あの音楽を『渋谷系

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        はじめまして

          もやもや

          好きだったのかなあ。 そんなことをぼんやりと考える。 何故か心がもやもやする。 彼に気になる人がいたから?恋愛観が合わなかったから?いや違う。 それよりも、1番ショックだったのはネットワークビジネスに誘われたことだった。 ネットワークビジネスをしている事実にも驚いたけれど、私を商売の対象として見ていたことにショックを受けたのだ。 純粋に友だちができたと喜んでいた私の心は、相手はそう思ってはいなかったという事実を受け入れるのは少し苦しかった。 都合良く考えれば、本当に

          出会いって難しい

          彼と再び会うことになった。 話したいことがあるらしい。 え、何の話?気になるけれど、会って話したいとのことだったから、まあLINEじゃ言い難いんだろうなと思って特に触れず。 そこから何故かLINEが途切れる。 その時に何となく違うんだろうなあと思ってはいたけれど。 会って、話をして、本当に楽しいんだけれど、やっぱり彼は私をただの友だちとしか見ていない。 恋愛の話になったら、どうやら気になる子がいるらしい。 そっか、そうなのか。 そういえば、話したいことって何?

          出会いって難しい

          保育と人との繋がりの話 3

          ハンガリーで友だちになったみんなとは、それからもずっと仲良しである。あれから5年が経っているが、今でも定期的に会っている。 そして、1週間同じ部屋で過ごした友だちとの出会いが、私が今でも保育士を続けている理由の1つだ。自分の保育への思い。彼女はとても真剣に聞いてくれた。そして、保育観が似ていた。 自園に戻りその次の年、所属していた園の園長があまり担当制保育に賛成していないことを知り、保育観に違いが見えてきた。やはり、保育というものは園長の思いによって大きく変わる。その園に

          保育と人との繋がりの話 3

          保育と人との繋がりの話 2

          『先生、子どものこと好きじゃないでしょ』 言われた言葉は今でも心に、抜けない棘みたいにずっと刺さっている。 それでも、子どもと関わる仕事からは離れられなくて、保育士という選択肢を選んだ。毎日の流れが違うこと。勤めていた幼稚園とは理念が全く違うこと。悩んでいる時に色んな人の話を聞いて、私はある会社に就職しようと決めた。 保育士になって、最初は本当に難しかった。今までやってきたことと考えが全く違うことが、なかなか上手くいかなかった。今までの『当たり前』が、何とも思ってなかった

          保育と人との繋がりの話 2

          保育と人との繋がりの話 1

          私は現在保育士をしている。 その前は幼稚園教諭をしていた。 元々自分が幼稚園に通っていたこともあり、最初は『幼稚園の先生になりたい』とこの道を目指した。 目指す前は漠然と『先生』というものに憧れていた私は、保育や教育について学んでいくうちに『子どもたち一人ひとりの個性を伸ばしてあげられるような先生になりたい』とそんな思いを持って、先生になった。 そうだったのに。  憧れだった『先生』になった私は、いつしか『こうしなければならない』という思いでいっぱいになってしまって、最

          保育と人との繋がりの話 1

          新しい友だち

          結果、彼とのご飯は楽しかった。ばいばいする時に『楽しかったなあ』って感情だけで終われるのが本当に良くて、そんな出会いは貴重だと思う。 そして、彼とは毎日今でもずっとLINEが続いている。 律儀に返信をしてくれる人で、『おはようございます』『お疲れ様です』『こんばんは』と文の始めに必ず挨拶をしてくれる。1度、普通に返信が来た後に慌てて『おはようございます』と挨拶が来て、思わず笑ってしまった。 それをそのまま伝えると、『いつも挨拶してくれるからですよ』って返事が来たけれど、挨

          新しい友だち

          再会

          会う約束。何時にどこで待ち合わせ。お店はどこにする? そんな会話をLINEでする。お互い仕事をしているから、やり取りはそんなに頻繁ではなかったけれど、会うまでに全てを決めるのには充分時間があった。 場所と時間はすぐに決まった。問題はお店選びだった。相手がどんな雰囲気のお店を好きなのかも、普段どんなお店で飲んでいるのかも全く分からなかったし、好き嫌いはもちろん、何もかも知らなかった。 「何でもいい」 これ程便利で難しい言葉ってあるのだろうか。苦手な食べ物もない、特に食べた

          人間関係

          私は今、独り身である。 正直言って、きちんとお付き合いしたことがあるか聞かれたら、ないと答えるだろう。自分から好きになった人とはお付き合いまで進んだこともなかったし、中学生の時に男の人が苦手になって、高校も大学も女子校に進み、自ら異性との関わりを絶ってしまった。 そんな私も過去に1人だけ、お付き合いした人がいる。その人は友だちの紹介で、社会人になってからの出会いだった。何度か遊んで、告白してくれた。とても真面目で優しい人だったと思う。当時の私は本当に酷かった。その人のこと

          夢から醒めても

          「本当に楽しかったです」 そんな感じだったと思う。「またディズニー行きたいですね」「ディズニーの外でも会いましょう」そんな言葉を交わした気がするけれど、どんな風にそういう流れになったのか記憶が無い。 でも、なぜか話が盛り上がったことは覚えている。彼が言う。 「ずっと思ってたんですけど、姿勢悪いですよね」 これだけはしっかりと覚えている。確かに、姿勢良いとは思ってないけど、そんなに気になる程だったのか。仕事あるあるなのかもしれないなと、頭で思ったことも、何となく覚えてい

          夢から醒めても

          夢の国

          2人組と別れてからまたパーク内を歩き始める。1人で遊びに来ていた私にとっては、人と話すことがとても新鮮に感じられた。良い人たちだったなあ。そんなことを考えながら歩いていると、また見つけた。ミッキーマウスの木だ。 あ、こんなところにもあるの知らなかったなあ。写真撮っておこう。 カメラを構えてシャッターを切る。 「あ、ここにもあったんですね」 別れてから数分。また出会ってしまった。 これも何かの縁かも、なんて。多分誘ったのは私からだった。 「今日ってこの後パレード観ます?

          全ての始まり

          出会いは本当に突然だった。 私はディズニーが大好きで、その日もどうしてもミニーちゃんに会いたいと1人でディズニーランドに遊びに行っていた。所謂私はDオタと呼ばれる類で、一眼レフを片手にキャラクターの写真を撮ったり、パレードも自分の好きな場所で何時間も前から待ったりする、そんな人間だ。年間パスポートがあった頃は、1週間に1回はパークに遊びに行っていて、Dオタの中でも比較的緩やかなオタクではあったと思う。40周年のイベントが始まってからなかなかディズニーに行くことができず、その日

          全ての始まり